北区NPO・ボランティアぷらざ
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わくわくドキドキ市民活動  〜夏!体験ボランティア2005編〜

 北区のボランティア界(?)で「夏」と言えば、『夏!体験ボランティア』。今年も大勢の方たちが夏休みに、北区内の施設やボランティア団体の活動場所でボランティア体験をしました。
 7月10日(日)、北とぴあ飛鳥ホールでは参加者説明会が3回開かれ、計350人以上が参加しました。申し込み時の手順や注意点などのほかに、受入先である施設や団体の方たちからのアピールもありました。受入前には受け入れ先の担当者向けの説明会が前もって開かれており、年々受け入れ団体が増えているということです。 
 また、この日、7階の研修室では夏!体験ボランティアの参加者を対象とした『学ぼう!予防とケア』という講座が2回、平行して開かれました。これは、ボランティア中に事故やけがをした場合、どのように対処したらよいかについて学ぶもので、NPO法人日本ファーストエイドソサイエティの大下佳子さんが講師をしてくださいました。
 実際に受講してみて、「あなたの健康や安全が第一です。まず自分の安全、そして患者さんの安全です」と言われたことが大変印象的でした。中高生や専門学校生、大学生に混じって、既にボランティア活動を継続的に行っている社会人の参加もありました。
 そして、7月16日(土)10時、参加申し込みの受付が始まりました。毎年、大勢が押し寄せる(!?)ため、整理券を作りぷらざの職員が総出で対応です。約140もの受入施設・団体の受入可能人数と参加者の希望をすり合わせ、先着順に次々と参加団体・施設を決定していきます。また、受け入れ団体・施設と参加者のファイルを作成する作業も平行して進めていきます。
説明会当日に都合がつかなかった参加希望者のためには、追加説明会がこの後何回か開かれ、8月下旬までに参加者総数は450人を超える結果になりました。
 参加者の多くは、北区内に住む中学生と高校生。その他、北区や近隣の区にある学校に通う高校生や大学生、北区在住の社会人の方たちもいます。また、学校教員向けの説明会も行っているため、区内の小中学校の先生方が30人近く参加されました。
 無記名式の事前アンケートによると、参加の動機を「ボランティア体験をするのが宿題だった」という回答が多く見られ、苦笑してしまいましたが、学校でボランティア教育に力を入れているということが伺えます。また、高校生や専門・大学生では、「職場体験をしてみたい」という動機が少なくなく、『夏!体験ボランティア』が、進路を決定する手助けにもなっていることを興味深く感じました。
(北区市民活動推進機構 広報部 我妻澄江)

参加者説明会の様子

夏!体験ボランティア活動取材 〜その1〜
 8月3日、北区障害者福祉センターで「点訳サークル六星会福祉センタークラス」の講習会を取材しました。体験ボランティア参加者は中高生7名あまりで、私たち取材班が10時に到着した時はすでに活動が始まっていました。
 代表の都甲さんは、黒板に張られたパネルを示しながら点字の特徴、決まり事、パソコンキーの配列等の説明をしていました。今日で3日目という高校生は3年前から保育園、老人ホームでの体験に参加しているが、今年は他のことにも挑戦してみたいと点訳図書作成に挑み、都甲さんの指導を受けながら1冊の本の点訳を完了。すぐに点字をプリントし、それを待ち受けていた視覚障害者の方が、手でなぞりながら読む、という一連の作業を見てすっかり感動しました。
 点字の名刺を作る女子中学生の真剣な眼差し。見学にいらしたボランティア活動に熱心な小学校の先生は「現在勤務している学校は英語の授業が盛んで、福祉ボランティアなどとても時間がとれ無い」と嘆きながらも何とかボランテア活動の大切さを教えていきたいと熱心におっしゃっていました。
 見せていただいたアンケート用紙には、「点字に関心がある」「部活で点字板を貰ったがここで点字の勉強が出来る。(ワーイ)と思った」「自分の将来の道が開ければいいなと思った」など、いろいろな感想が書かれています。「小学生の時に点字を打った時楽しかったので、絵本の点訳が出来ると聞いてここを選んだ」という女子中学生は、絵本に点訳したシール張った目が輝いていました。「普段出来ないことも体験出来るんだとすぐに申し込みしました」と男子生徒は親指と中指で点筆をしっかり握っていました。皆さんの真剣な眼差しに、「日本の将来は明るい?」と心温まる思いで、取材を終えました。(広報部 奈良、村岸)

手作りのパネルを使って点訳の基本を説明    点字板を使用しての点訳     パソコン点訳にチャレンジ中

夏!体験ボランティア活動取材 〜その2〜
ものすご?く暑い中、栄町保育園へいってきました!
 保育園についてすぐ目に入ってきたのは、プールではしゃぐ子どもたち。終了後はプールで使った遊具をボランティアの高校生が洗って日干ししていました。
 他の部屋では、食事のお手伝いや、紙芝居を一緒に見たり、お昼寝の布団を園児と一緒に用意したり、泣いている子を慰めたりと、高校生の夏ボラ体験者の皆さんは大活躍でした!

★夏ボラ体験中の高校生(私立三輪田学園高校1年生)にお話を伺いました!
「中学2年生のときの課題でこの保育園へきて、良い印象があったのでまた来ました。小さな子と同じ目線で見ることや、食事の時、たくさんこぼすので床拭きが大変。時々子どもの話していることがわからずに困ることがあります。でも、子ども達がカワイイのと、少しのことでも丁寧に先生方が教えてくれたことがうれしかったです。小さな子ども達が自分とは違った感覚をもっているということを感じました」とのこと、高校生が、小さな子ども達の内部までしっかりと見ている、そのことに「体験」することの大きな意味があると感じました。

☆ベテラン保育士のさとうのりこ先生のお話
「中高生の新鮮な感覚は、自分達が忘れてしまったことを思い出させてくれます。泣いている子どものほほをハンカチでそっとふいてあげる様子をみてジーンとしたり、大勢の子ども達を平等に見なければならない自分にとっては、ギクッとすることがあります」

★園長の木幡良子先生のお話に感銘しました
「正直言って、受け入れて一日だけで仕事を覚えてもらうのは無理なので、大変な部分もあります。しかし子どもたちとの関わりを通して子どもの気持ちを感じ取ってもらうことは、中高生など大きな子どものためにもなり、保育園に求められている社会的な義務だと思います。普段、何気なく近所の中高生が子ども達に会いに来てくれるようなつながりが持てるといいと思っています。」


保育園で活動中の参加者

☆園長先生、さとう先生のお話を伺い、教える側と教わる側、互いに学ぶことができること、保育園の社会的な義務を考え、地域の子ども達を見守ることを大切にしていることが伝わってきました。お忙しいところ、親切に取材に応えていただき、ありがとうございました。 (広報部 佐藤幸子)


■解説
 参加者数については、平成10から12年をピークに減少傾向にありますが、これはこの時期に中学校で夏休みの宿題としてボランティア活動を希望する生徒さんが急増したことが一因になっています。しかし、その後は職業体験など学校独自のプログラムが増えたことや少子化により減少していると思われます。ただ、数年おきにボランティア活動の宿題を出す学校もあるため、参加者数は100人単位で増減する特徴があります。
 参加理由では「学校の宿題で」という人が一番多いのですが、過去数年間の活動後アンケートの結果によると「宿題だから嫌々ながら」というよりは、「宿題だが、前から興味もあった」という人が多く、活動後には「やってみたらとても楽しかった」という感想を持つ人が多い傾向にあります。

 
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