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わくわくドキドキ市民活動 (2007年9月)

 北区内で活動しているボランティア団体を広くご紹介するページです。NPO法人東京都北区市民活動推進機構(愛称KiVo)の広報部メンバーが、直接、活動の現場に伺って取材をしています。今年度は「みにきたWeb(北区市民活動情報サイト)」を上手に活動されている団体を順番にご紹介しています。
今回は、『夏!体験ボランティア』参加者と一緒に取材しました。

食育ひろば ほっと村

ピタパンとパニーニの生地作りの写真『食育ひろば ほっと村』は、子どもたちとともに食と農をつなげ、健やかな体と豊かな心を育むことを目的に活動している団体です。赤羽小学校付近の空き店舗を借り受け、活動の拠点にしています。手作りの看板と大きな熊のぬいぐるみが目印です。  7月25日(水)、取材のためにほっと村を訪ねました。有機野菜を買いに来た方や代表の古賀由希子さんとお子さんたち、サポート役のベテランママさんたちも居て、とても賑やかです。奥の和室では、『天然酵母パン作り』(講師:柏原千鶴さん)が開かれ、6組の親子がピタパンとパニーニを作りました。最後は皆で試食タイム、美味しい昼食会となりました
お話をする澤田さんの写真
翌26日(木)には、北区の子育て支援施設「育ち愛ほっと館」の創設に関わり、環境問題に詳しい澤田和子さんのお話を聞く『子ども、暮らし、環境を考える』が開催されました。  「お母さんが『はい、ご飯が出来ましたよ』と言って食べるのではなく、子どもに作っている過程から見せたりする事も大切なんです。」という話や、環境問題における3R社会(リデュース・リユース・リサイクル)について考えたりという内容でした。「日本中の自動販売機が全部無くなったら、(電力を供給している)原子力発電所2機分が必要なくなるそうです。」という話には、「そうなんだ」と驚きの声があがっていました。終盤には、参加していた方々からの様々な意見が飛び交い、みんなで一緒に色んな事を考えていくという、とてもアットホームな雰囲気です。 その後、新鮮な有機野菜を会員の方たちが手早く調理した彩り豊かな鉢が並び、任意参加の昼食会となりました。
会員の岡田さん(左)と代表の古賀さん(右)の写真私たちも一緒に美味しくいただいた後、古賀さんにお話を伺いました。  今までの市民活動のなかで、思いを共有できた人たちと『街の中にあって、気軽に参加できる場が欲しいね。』というのが、ほっと村を始めたきっかけだそうです。子育て中に知り合ったお母さんや他の活動で一緒になった方などに声をかけて仲間を集め、現在では、ブログを見て来てくださる方を含めて、赤ちゃん連れの方からおばあちゃん世代まで幅広い人たちが一緒に活動しています。

3人の息子さんを子育て中の古賀さんにご自身の子育てについて質問すると、「矛盾もいっぱいありますが、子どものためにも、自分が成長するために、頑張っています。 活動していて嬉しいと思ったのは、ほっと村に来てくれるようになった方に、『私もゴミやエネルギー問題に関心があるんです』と言われて、同じ思いの人に出会えたと感じた時や(食べさせてもらうだけでなく)一緒にご飯を作りたい』と言われた時です。 販売している有機野菜の写真これから、行政とも協働できるNPO法人を目指しています。街で子育てするために、お母さんたちがたくさん関わっていけるような場にしていきたいです。」とのお話でした。
 参加していた赤ちゃん連れのお母さんが、「行政でも子育てを支援してもらえますが、部署が分かれているので、一つのことは解決しても他のことは教えてもらえなかったりする。けれど、ほっと村にくれば、いろんなことが聞ける。」と話していました。 子どもの食育を考え、家庭・地域や社会全体で子どもを温かく見守っていくことはとても大切だと思います。「ここに来てくださった人たちとの出会いを大切にしています。」という古賀さんたちと、子どものことを考えたり、さまざまな情報を交わしたりしながら、ぜひ『食育ひろば ほっと村』でお昼をご一緒しませんか?

 (取材:ボランティア体験 青柳健一、
          KiVo広報部 我妻澄江)

(1)団体立ち上げの時期・きっかけ

2007年2月これまで食と農と子どもの健康に関心があり、仲間と空き店舗を借りる事ができたため、かねてより考えていた身近な地域での体験型拠点の開設を実現。本オープン4月より。

(2)活動目的

子どもの育ちを育む‘食と農’を現場から見直し体験することによって共に学び、身近な暮らしの中で持続可能な地域社会づくりに向けた参画を進めます。 また、地域の幅広い世代の人々が係わる豊かな子育てを推進するため、日常的なふれあいの場を提供し、かつふれあいを強めるための活動を行う。

(3)活動状況

【食育わいわいひろば】 毎週火・水曜日  【食と農と健康について講習・講座】 毎週木曜日  いずれも10:00〜15:00に活動している。その他、農体験ツアーや見学会、空き部屋貸しなどで、子育てサークルや支援者と子育て当事者をつなぐプラットフォームを創出。

(4)会員数・会員構成

会員40名。
子育てひと段落の先輩ママやおばあちゃんサポーターなど幅広い年代で相互に楽しんで交流している。

(5)会の運営

「運営委員会」 第一月曜 午前 /「ごはんフェスタ実行委員会」 第三月曜 午後
「理事会」 月一回程度 
  年会費【個人会員】2,000円  【賛助会員】10,000円

(6)活動を通して得たもの

有機栽培農家、子育てサークル、子育て支援団体、地域の商店街、青少年委員さん 大学、行政機関など、連携、 協力をすることで、さらに交流が深まっている。

(7)近日中の参加可能な活動 スケジュールをご確認のうえ、いつでも、お越しください。
(申込みの必要な講座、講習などは定員により参加できないことがあります)
(8)  P R 販売している野菜や食品は安全性や環境、健康を配慮したものです。姉妹都市甘楽町や風の谷農園から美味しい野菜が届いています。食育わいわいひろばでは、授乳中のママの体に優しいメニューや、子ども達の野菜嫌いも食べられるようになっていたり!と楽しいですよ。一緒にお昼しませんか?
10月27日(土)には元気ぷらざで「ごはんフェスタ」幕内秀夫氏を呼んで講演していただきます。
(9)連絡先

住所 北区赤羽1-29-3  電話番号 03-6326-5017
ホームページアドレス http://blog.canpan.info/hot-mura/  
Eメールアドレス syokuiku-hiroba@hotmail.co.jp

 


★北区を中心とした市民活動の情報を提供する『みにきたWeb』(下記HPアドレス)を、皆さんも是非一度、ご覧になってください!
  (HPアドレス:http://minikita.kitaku.net/

 

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