北区NPO・ボランティアぷらざ
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KiVoぴっくあっぷ
  ☆「KiVo(きーぼ)」とは☆
  指定管理者として「北区NPO・ボランティアぷらざ」を運営している「NPO法人東京都北区市民活動推進機構」の愛称です。

「わくわくドキドキ市民活動」は、『みにきたWeb(北区市民活動情報サイト)』登録団体を広くご紹介するページです。今月は、「傾聴ボランティア ダンボの耳 」のメンバーの方に団体紹介をしていただきます。

傾聴ボランティア ダンボの耳

●会の名称「ダンボの耳」命名の由来

 「傾聴ボランティア ダンボの耳」は北区NPO・ボランティアぷらざの傾聴ボランティア講座第2期に受講したメンバーにより2009年7月に産声を上げました。この講座で学んだ傾聴の成果を実地で役立てたいと、お互いに協力しながら定期的な会合、研修の場などを持ち、グループとして活動を進めることとなりました。
 初回の会合の際に、会の名称をどのようにするかいろいろな意見が出ました。ご高齢の方などが話を聴くために、耳に手をかざしている姿をよく見かけることがあります。また、私達もお年寄りの小さな声でも話を良く聴きとるためには、耳に手をかざして大きな耳を持つ必要があります。
  「大きな耳を持つ」と言えば私達の世代は誰でもディズニーの漫画映画の主役、小象のダンボの姿が浮かんでくるのではないでしょうか。こんなことで会の名称が「ダンボの耳」に決まりました。

●活動状況の紹介

katsudo 現在会員は7名でその内女性が3名、男性が4名となっています。この種のボランティアグループで男性会員が多いところがやや異色となっています。
 主として北区NPO・ボランティアぷらざの「やってみよう!ボランティア」に登録されている「北区立高齢者在宅サービスセンター上中里つつじ荘」「王子東(現:堀船)高齢者在宅サービスセンター」「介護老人保健施設ほくとはなみずき」の3か所で傾聴ボランティア活動を行っています。
 各メンバーがそれぞれ自らの活動しやすい施設を選択していますので、特に施設での活動については団体での行動は行っていません。個人の自主性を尊重して、活動は傾聴に止まらず、風船を使ったバレーボール、お手玉を使った球入れなどのゲームの手伝い、車椅子を押しての散歩、食事の配膳の手伝いなど施設で働く職員の手助けも積極的に行っています。メンバーの中には施設の職員の皆さんから感謝状をいただいた人もいて、これらの活動はそれなりに評価されているようです。
 なお、最近は「傾聴ボランティア ダンボの耳」としてメンバーが協力して行う活動も始めました。1人暮らしのお年寄りの家を訪問しての傾聴活動もその必要性が叫ばれていますが、個人宅での活動には様々な障害があり、なかなか実現が難しい状況になっています。このため、個人宅を訪れるのでなく、団地の集会室を利用して団地にお住まいのお年寄りに参加を呼びかけて交流会・昼食会を計画し、7月、10月、11月、12月と4回実施しました。
 各会とも会費500円でカレーライスなどを食べながら、お年寄りの思い出話をお聴きしたりして、明るく笑いに満ちた時間を過ごしました。

●メンバーからの一言
member

【井口 哲男さん】
定年後に傾聴ボランティア講座を受講しました。最初、「お話を聴きますよ」の傾聴姿勢ではうまくやれませんでした。それで、習い始めた絵手紙作品を持って、老人ホームの先輩に教えを乞うつもりで、お話のきっかけを作りました。

【乙崎 房江さん】
ボランティアをしたいと思っていたところ、受講の機会を得ることができました。傾聴ボランティアとしては、「王子東(現:堀船)高齢者サービスセンター」へ伺ってから2年5カ月経ちました。施設を利用される方とお会いする度に自分自身を磨かないといけないと痛感しています。この活動は、非常に有意義なことと思っています。

【飛田 寿美子さん】
傾聴を始めようと思った理由は、これから長く行うことが出来ること、以前認知症の方が一寸した切っ掛けでご自分の過去の話をされた後「あぁー楽しかった」と仰ったことが心に残ったからです。

【増田 孝雄さん】
同じ団地に住むメンバーを中心に集会室でランチをしながらの傾聴、何か勧誘されるのではないかと懸念される人の多い社会不信の今、会を重ねるにつれ胸襟を開きつつあります。我々メンバーも傾聴を通じて学ぶ点がたくさんあります。

傾聴ボランティア ダンボの耳
代表 越阪部 幸則

※この取材について写真を多数使用した壁新聞『ぷらざNews』をぷらざサロンコーナーに掲示します。ぜひご覧になってください!

傾聴ボランティア ダンボの耳

(1)団体立ち上げの時期・きっかけ
「北区NPO・ボランティアぷらざ(以下「ぷらざ」と略称)が主催した第2期傾聴ボランティア講座を受講した有志で2009年7月に組織を立ち上げました。講座で学んだ成果を実地に役に立てていきたいというのが、設立の趣旨です。

(2)活動目的
「ぷらざ」の「やってみよう!ボランティア」に登録されている高齢者施設に会員が赴いて、高齢者の話相手となったり、施設職員を側面から手助けするなどの活動を行っています。また、新たな活動として、集会室を利用して都営団地にお住まいの高齢者との交流の場・昼食会を開催しています。

(3)活動状況
「北区立高齢者在宅サービスセンター上中里つつじ荘」「王子東(現:堀船)高齢者在宅サービスセンター」「介護老人保健施設ほくとはなみずき」などの高齢者施設で活動を行っています。頻度は会員の自主性に任せていますので、週1回、月2回のケースなどいろいろあります。

(4)会員数・会員構成
会員数は7名、内訳は男性4名、女性3名
60代が主体となり、男性は会社を定年退職した人、女性は主婦層。居住地域は区内全域。

(5)会の運営
定例会を毎月第3木曜日「ぷらざ」の交流コーナーで開催し、意見交換を行っています。また、年1回4月に総会を開いています。会費は月100円で入会の月からいただきます。

(6)活動を通して得たもの
高齢者となり体が不自由となった場合は、家庭で十分な介護をすることは難しい。今後、介護施設が多数必要となり、施設でのボランティア活動の余地は大きいものと思います。

(7)近日中の参加可能な活動
各施設での見学であれば、事前にご相談があれば会員の活動先との調整を図ります。また、会の会合を見学するのであれば、第3木曜日が開催日ですので、その旨お申し出下さい。

(8)PR
「情けは人のためならず」です。先ずは、ご自身が利用者として高齢者施設に入る前に、ボランティアとして高齢者の話相手を経験するのも良いかも知れません。

(9)連絡先
<みにきたWeb>  http://minikita.kitaku.net/gnkk01/mypage/index.php?gid=G0000137
<E-mail>  osakabeyukinori@tbu.t-com.ne.jp

 

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