北区NPO・ボランティアぷらざ
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現在地:ホーム発行物過去のぷらざ通信2013年10月号>KiVoぴっくあっぷ(2013年10月)

KiVoぴっくあっぷ
  ☆「KiVo(きーぼ)」とは☆
  指定管理者として「北区NPO・ボランティアぷらざ」を運営している「NPO法人東京都北区市民活動推進機構」の愛称です。

毎年恒例「夏!体験ボランティア」は、今年で25回目を迎えました。報告とともに、受入側や参加者の想い、感想をお伝えします。

夏!体験ボランティア2013

 

●「夏!体験ボランティア」とは?

 「夏!体験ボランティア」(以下、「夏ボラ」)は、「ボランティア活動に興味はあるけれど、きっかけがない」「どうやって始めたらよいのだろう?」という方々に、ボランティア体験の機会や活動のきっかけを提供することを目的として、毎年夏休み期間中に実施しているプログラムです。中学生以上なら北区外の方でも参加でき、毎年多くの方がさまざまな体験をされています。

●受入先の想い

 夏ボラでは、毎年100を超える施設・団体が受入先として協力してくださっています。今年は118施設・団体が受入先となり、129もの「活動メニュー」を提供していただきました。
 受入先の方は、どのような想いでボランティアを迎えているのでしょうか?受入担当の方から、受入れ側の想いや参加者の活動の様子、感想をお寄せいただきました。

☆★就労・生活支援センター飛鳥晴山苑   飯野美穂さん★☆seizanen

「夏!体験ボランティア」の受け入れを行って


 当施設では、今年初めて「夏!体験ボランティア」受け入れの応募をいたしました。障害者の方々が、一生懸命仕事をしているという現状を知ってほしい、福祉施設という場を知ってほしいということが理由です。
 私たちの施設には、様々な障害をお持ちの方々がいます。その中でも作業をして、工賃をもらっている障害者の方々との関わりをお願いしました。作業内容は、紙袋の取っ手のヒモ等をつける・外す・結ぶという作業です。
 ボランティアには中学生・高校生・短大生の方々4名に来て頂きました。皆さん福祉施設に来ることは初めてという方々ばかりでしたので、全事業の施設見学を取り入れ、福祉施設という場を知って頂く良い機会となりました。また、障害者の方々との関わりも初めてという方ばかりでした。初めは緊張してどう関わりを持てばよいのか分からなかった、という声をお聞きしましたが、徐々に慣れていき、作業を通して利用者から声をかけてもらい、色々とお話をして楽しかったです、というお話を伺いました。
 私たちとしてもこのような感想を頂き、施設のことや利用者の方々のことを知ってもらえるよい機会であったと感じております。学生の皆さんには、今回の体験を生かし、今後の学校生活や将来の人生設計の一助になればと思っております。

☆★東京外語学園日本語学校 佐藤優子さん★☆

 本校では、アジアの国から来て、日本の大学や専門学校に進学を希望している学生が、日本語を学んでいます。授業の一環として、学生達が「生の日本語」に触れられるように、フリートーキング(自由に日本語で話をすること)を行なっています。この「夏!体験ボランティア」は年に一度、同世代の皆さんに参加していただける貴重な機会になっています。
 本校の学生達は、進学してからの学校の様子や、流行している服や歌など、同世代の考え方や文化に触れることができ、本当に楽しそうに話しています。またボランティアの方から、日本語が上手で驚いたという感想をいただくと、それが励みになるようです。
 ボランティアの方の中には、留学を希望している方がいらっしゃって、本校の学生に留学について相談したり、このフリートーキングがきっかけで、留学をしようと思う方もいらっしゃいました。また、外国人と話すことによって、今まで考えなかった自分の国「日本」について、考えるようになったという声もありました。
 ボランティアの方も、本校の学生も、日々の授業の中では体験することがない異文化交流を体験することによって、お互いに何かを考え、感じることができるいい機会になっているので、今後も続けていきたいと思っています。

●参加者の声

hoikuen 今年は137名の方が活動を体験されました。参加者は体験を通してどのようなことを感じたでしょうか?アンケートで寄せられた感想をご紹介します。

◎今回が私にとって初めてのボランティア活動で、沢山の学びがあってとても楽しかったです。
◎今回夏のボランティアに参加させて頂いて、障害者の人と普段できないような関わりができてとても良い経験になりました。有り難うございました。
◎年代も違う方たちとふれあえて、自分のものの見方も変化できた。
◎楽しかったです!保育園では小さい子たちとすぐ仲良くなれたし、先生も優しいし、本当申込んでよかったです。

参加者の8割が中・高校生で、夏休みを利用してボランティア初体験の方が多くいらっしゃいました。初めての環境に身を置き、様々な体験をする中で、活動の楽しさだけでなく、時には大変だ、と感じることもあったようです。「休みを利用してまた活動をしたい」という声も聞き、受入側の方々が入念な準備をし、あたたかく迎えてくださったからこそ、継続してボランティアをやりたい、という気持ちにつながるのではないかと思います。
夏休み期間に限らず、ボランティア活動を受け入れている施設や団体もあります。「何かしてみようかな」という方はぜひお気軽にお問合わせください!

(北区NPO・ボランティアぷらざ 事務局)


「夏!体験ボランティア2013」報告

 活 動 期 間  7月27日(土)〜8月31日(土)
 受入先説明会 5月16日(木)、17日(金)
 参加者説明会 7月14日(日)
           ※7月17日(水)〜追加説明会
 参加申込受付 7月20日(土)、21日(日)
           ※7月23日(火)〜追加申込受付
 受 入 先 数  118施設・団体
 活動メニュー数 129メニュー
 参 加 者 数   137名
    中学生   …70名
    高校生   …43名
    短大・大学・専門学校生 …20名
    社会人    …4名

たくさんの方のご参加、ご協力、誠にありがとうございました。

次年度も、よろしくお願いいたします!!

 

 

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