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わくわくドキドキ市民活動 (2009年1月)

 

親子支援グループそらいろの種

 『親子支援グループ そらいろの種』は、一時保育や手作り玩具を通した交流を目的に活動しているグループです。一時保育は、公共施設で開催される講演会や講座、また、個人宅でも行っています。家庭的な雰囲気で相談にのりたいと、保護シェルターの活動もされています。
  11月9日(日)昼過ぎ、北区立中央図書館にて、代表の斧田静代さんにお話を伺いました。
斧田さんご自身は、保育園に長く勤められ、「保育は、私の天職かな、と思っています。」四谷にある『東京おもちゃ美術館』で学芸員もされています。
onoda san「義母の介護のために保育園を辞めて、その後、勤務という形ではなく、個人的に、また、団体としての活動を始めました。」「2006年、7人の仲間と会則を作って」、団体を正式に設立。「会員は、立ち上げた時から半数くらいは入れ替わっています。有償(時には無償)ボランティアですが、依頼があった時に活動するので、定期的に収入を得たい人には不向きですし、子どもの相手が好きでないと続きません。」「他のボランティアで知り合った方をお誘いしたり、会員の知り合いの方が入ってくださったりして」子育て経験豊かな方たちが集まったそうです。
  「会員になるには、どうしたらいいんですか?」とお聞きすると、「私が資格をもっているので、特に資格は要りません。毎月の勉強会や実際の体験を通して、指導していきます。手づくり玩具の講習も受けてもらいます」とのこと。
活動を通じて、最近の子育てについて感じられることは、「一人の子どもを他の子どもと比べて悩む方が多いですね」「悩むことはない、いろんな子がいて、いいのだから」「子どもに集中して、過剰に反応するのもね」と。「勉強よりも、子どもの心を育てることが大切」と仰しゃるのに、強く共感をおぼえました。
sorairo tosyokan この日は3階のホールで、午後2時から中央図書館主催、図書館活動区民の会企画・運営による講演会があり、その保育を依頼されています。『赤ちゃんのときから絵本を』という乳幼児をもつ親御さん向けの講演会とあって、保育室に当てられた小さな会議室には、申し込み無しの方も含めて乳幼児が16人預けられました。
集まった7人のメンバーは、ママと離れて泣く子をおんぶや抱っこであやしたり、部屋から出ようとする子を説得したりと、大忙し。おんぶしながら、別の子を抱っこする方もいて、『図書館活動区民の会』からも助っ人としてお二人、加わりました。 見ていると、年齢に応じた対応が必要だということを実感します。 「0歳児は、まだ玩具に興味をもたず、抱っこやおんぶ、音が出たり動いたりするものが好きなんです」と、斧田さん。
soraironotane 11月13日(木)午前、ぷらざサロンコーナーで、月例の勉強会が開かれました。先日の保育については、「狭い場所で大勢の保育は、大変。0歳児が多くて、5歳児までいて、年齢の幅が大きかったし」「主催者側で『飲み物やおやつ、好きな玩具を一つ、お気に入りのハンカチでもいいから持ってきて』って、書いてもらうといいね」「ベビーカーにも名札を付けて置いておいてもらえば、泣き止まない時に、気分転換でお散歩に行ける」「小さい子には、握れる玩具があるとよかった」など、様々な意見が出されました。
buta その他、これからの保育依頼についての参加確認や新しいパンフレットのレイアウトや色についてなど、和やかに話し合いが進んでいきます。
後日、斧田さんに、牛乳パックやトイレットペーパーの芯など、身近なものを利用した手作り玩具を見せていただきました。
 「困った時に身近で相談にのれる人がいる、そういう関係を作りたいですね」という斧田さん。こうした活動が、地域で多くの親子さんたちを支えているということを頼もしく、そして、心強く感じました。hebi
(取材: KiVo広報部 我妻澄江)

親子支援グループ そらいろの種

(1)団体立ち上げの時期・きっかけ
  義母の介護で退職し、10年程前から、労働省傘下の21世紀職業財団の教育サポーターとして活動。当時は0歳児の延長保育が無かったため、朝、保育園にお連れする、また、風邪等でお母さんが休めない時、お預かりしていた。
  育ち愛ほっと館設立時、北区男女共同参画センター移転時から、保育サポーターとして関わった。
  2006年、主にそこで知り合った仲間と設立。

(2)活動目的
  一時保育や子育て相談、手作り玩具などで世代間の交流をはかる。

(3)活動状況
団体・個人からの依頼で、不定期に活動。 玩具作り講座は半年に一度くらい。

(4)会員数・会員構成
  40〜60代の16名
  北区・板橋区在住

(5)会の運営
  ほぼ毎月、勉強会を開催し、連絡や話し合いも行う。
  会費:なし(報酬の中から少額の寄付をしてもらい、プールしてある)

(6)活動を通して得たもの
  一時保育の難しさはありますが、お母様、お父様が保育によって講座などを受講し、満足してくださること。依頼者が喜んでくださること。いろいろな親子と知り合えたこと。
  メンバーに子育てについて大切なことを伝え、それが子育て相談に役立つこと。

(7)近日中の参加可能な活動
  なし

(8)PR
  依頼を受けた個人・団体さんからは、「皆さん、いい方ですね」と言っていただいています。
  様々な子育ての相談に、誠意をもって応えます。

(9)連絡先
ホームページは、今後、作る予定
携帯アドレス:shizuyo-1643-7778@docomo.ne.jp

 

上記の取材については、写真を多数使用した壁新聞『ぷらざNews』を作成し、《北区NPO・ボランティアぷらざ》サロンコーナーに掲示してあります。どうぞ、ご覧ください。

 

 


★北区を中心とした市民活動の情報を提供する『みにきたWeb』(下記HPアドレス)を、皆さんも是非一度、ご覧になってください!
  (HPアドレス:http://minikita.kitaku.net/

 

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