北区NPO・ボランティアぷらざ
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KiVoぴっくあっぷ わくわくドキドキ市民活動 (2011年1月)
    ☆「KiVo(きーぼ)」とは☆
       指定管理者として「北区NPO・ボランティアぷらざ」を運営している「NPO法人東京都北区市民活動推進機構」の愛称です

  北区で活動している市民活動団体を広くご紹介するページです。 今月は、「NPO法人東京都北区市民活動推進機構」(愛称 KiVo)の広報部員が『みにきたWeb(北区市民活動情報サイト)』登録団体である「ボランティアグループ こだま」を取材しました。

ボランティアグループ こだま


  「ボランティアグループ こだま」は、手作りの小物などを販売した収益を「北区社会福祉協議会」や「東南アジア保育支援実行委員会」、「北区NPO・ボランティアぷらざ」などに寄付しています。北区社会福祉協議会「友愛ホームサービス」でエプロンなどを縫っていた仲間が、イベントでの販売売り上げを寄付したことをきっかけに、1992年5月から活動しています。消費生活展
干支うさぎ ←2011年干支「うさぎ」

『北区消費生活展』での販売の様子→

◆活動の様子 
YUKATA 普段の活動は、毎週金曜日の午後「ぷらざ」のサロンコーナーに15〜16人が集まり、針を動かしています。取材した日は、主にパッチワーク製品用のパッチワークと布製のブローチ作りの作業中。代表の水谷裕子さんとメンバーの皆さんにお話を伺いました。「材料は、寄付された木綿・絹の生地、バザーで安く買ったりもします。」patchwork
  『北区消費生活展』で買った浴衣をほどいているグループは、「細かく裂いて布草履に加工します。布草履は人気があって、『おちゃのこ祭祭』で売り切れて注文を受けています。」
  パッチワークを縫っている方たちは、組み合わせる生地の色や柄を選ぶのに、皆であれこれ試したり相談したりしながら、とても楽しそうです。
  編み物を教えていたという中澤さんは、「毛糸を寄付されると帽子やベストを編みます。」また、水谷さんから「同じものを沢山作っても売れないので、布を組み合わせて色々なものを作るようにしています」「ミシンがけが必要な場合は、家でやります」と伺いました。


◆販売
 作品は、「北区男女共同参画センター(スペースゆう)」(北とぴあ5・6階)で開催される『ねっとわーくまつり』(4月)や滝野川会館での『おちゃのこ祭祭』(6月)、北とぴあ展示ホールでの『北区消費生活展』(10月)、滝野川東区民センターでの『ハートまつり』(11月)、北とぴあ飛鳥ホールでの『ささえ合いフェスタ』(2月)、『NPO・ボランティア活動促進フォーラム』(3月)など数多くあり、その収益から「北区社会福祉協議会」に現金と共に車椅子を毎年2台ずつ寄付しています。現在、16台で、「20台まで寄付しようと目標を立てているんですよ」と、水谷さん。

◆続いている理由
 メンバーの皆さんは、赤羽・十条・王子・神谷・滝野川と、北区中から集まっています。年に2回は新年会と『おちゃのこ祭祭』の反省会を兼ねた懇親会をされているそうで、「一人暮らしの人もいて、外に食べに行くのも楽しみなんです。」
  水谷さんのお隣が「指定席」という渋谷さんは、「以前は長唄を教えていて、針仕事はしたことがなかったんだけど、10年前に水谷さんに誘われて続けています。水谷さんやメンバーの人柄、雰囲気がいいので、来るのが楽しいの。知らないことを覚えるのも楽しいし、張り合いがある。それに、私、販売が得意なの。それが分かって嬉しい。」
  視覚障がい者の訓練事業受講がきっかけで入会した斉藤さんは、「針仕事は小さい頃から好きでした。皆さんと一緒にやるのが楽しい。」9月から入会された森さんと山本さんは、「会員の方からお誘いがあって。針仕事は下手だけど好き。和気あいあいとして、自由におしゃべりしながらするのがいい」とのこと。「一人暮らしの人が来ないと、心配。連絡し合って、見守りもしたい」と、水谷さん。


◆販売
 水谷さんはこの他に、地域のデイサービスで食事作りのボランティアもされていて、「3時間で45食を作るので、忙しいです。でも、それをやっているだけで元気になれるの。皆さん、デイサービスや自治会など、地域で活動もしていて、ボランティア精神旺盛な人が多いので、話も合います。」
  不要になった布地を活用した小物作りでのボランティア活動を続けて18年、平均年齢は70代半ばとか。新しく加わる仲間もすぐに溶け込める自由でゆったりとした雰囲気がステキだと感じました。また、皆さんの「楽しい」、「元気になる」という言葉が印象的で、ボランティア活動をすることが仲間作りにもなっているのだと感じました。
(取材: KiVo広報部 我妻澄江)




<ボランティアグループ こだま>

(1)団体立ち上げの時期・きっかけ
平成3年に「北区社会福祉協議会」の「友愛ホームサービス」協力会員に呼びかけて始めました。初めは自分達で使用するエプロンや袋を作っていました。「販売をしてみませんか」と声がかかり小物等を作るようになりました。

(2)活動目的
  北区内のイベントで販売して、売上金は「北区社会福祉協議会」へ寄付金と車椅子を寄付します。「東南アジア保育支援実行委員会」などにも寄付します。ぷらざにも車椅子1台とレーザープリンターを寄付しました。

(3)会員数・会員構成
  20名。川口から1名参加。一人暮しの方が多いのでお互い助けあっています。

(4)会の運営
  役員会、会費等はなし。毎週金曜日13時〜16時 「北区NPO・ボランティアぷらざ」で作品作り

(5)活動を通して得たもの
  人と人とのつながり

(6)近日中の参加可能な活動
  ささえ合いフェスタ(2月)
  NPO・ボランティア活動促進フォーラム(3月6日)
  ※ともに、北とぴあ飛鳥ホールにて実施予定

(7)PR
  毎年の干支作りや小物、袋ものなど、楽しい作品が沢山あります。
  参加したい方はぜひおいで下さい。

(8)連絡先
  みにきたWeb 
  http://minikita.kitaku.net/gnkk01/mypage/index.php?gid=G0000084

※この取材について写真を多数使用した壁新聞『ぷらざNews』をぷらざサロンコーナーに掲示しています。ぜひご覧になってください!

この団体も登録しています。
<みにきたWeb 北区市民活動情報サイト> http://minikita.kitaku.net/
ぷらざで登録を受け付けています。


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