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わくわくドキドキ市民活動 KiVoぴっくあっぷ
☆「KiVo(きーぼ)」とは☆
指定管理者として「北区NPO・ボランティアぷらざ」を運営している「NPO法人東京都北区市民活動推進機構」の愛称です。
NPO法人アビリティクラブたすけあい北区たすけあいワーカーズひよこ
「たすけあいワーカーズひよこ」は赤ちゃんからお年寄りまで、障がいを持っても誰もが住み慣れた地域で、安心して暮らし続けるために、おたがいさまのたすけあいのしくみを作る活動を続けて19年目を迎えました。当初、自らが出資し、労働もし、運営もするというワーカーズ・コレクティブという働き方で出発しました。まず、働く人もサービスを受ける人も「アビリティクラブたすけあい」の会員になることが条件です。
高齢者擬似体験「うらしま太郎」
1992年、生活クラブ生活協同組合の「たすけあいを進める運動」から発展し任意団体として、「アビリティクラブたすけあい(通称ACT(アクト))」が誕生しました。家事援助や介護・子育て支援などを行う「自立援助サービス」をはじめ少額短期保険事業の「アビリティ共済」、公開NPO講座やいきいきサークル活動などを行う「コミュニティ事業」などを展開している団体です。東京都内に、「アビリティクラブたすけあい」と連携を図りながら上記の事業を実践する団体が次々と誕生していきました。「たすけあいワーカーズひよこ」も「アビリティクラブたすけあい」の「自分たちの生活に必要な知恵と仕組みを、市民自らが作る相互支援システムに育てる、つまり身近な地域に生活する市民の立場から、自ら高齢者介護や子育て支援を進める」という活動理念に賛同した生活クラブ組合員有志によって1993年4月に設立されました。
1999年、特定非営利活動法人(NPO法人)格を取得し、高齢者介護を社会的にすすめるために、2000年4月、介護保険事業に参入しました。
現在は子育て支援や高齢者の家事援助などを行うたすけあいの事業「自立援助サービス」、介護保険事業、介護予防事業、障害福祉サービス、行政委託(難病)などの訪問介護事業を行っています。
その他、ひよこ独自の活動も多彩です。
月に1回、「志茂老人いこいの家」で行うミニデイサービスを始めて15年経過しました。温かい手作りの食事や、参加者全員で行う共同作業や、合奏、合唱が好評です。また、障がい者の自主グループ「笑和会」への月1回の食事提供は今年で終了しますが、10年間続けてきました。
高齢者擬似体験「うらしま太郎」は、小・中学校や、他団体からの依頼により、インストラクターの資格を持ったメンバーが対応しています。若い人に装具を身につけてもらい80歳ぐらいになった時の体験をしてもらうというものです。毎年、「おちゃのこ祭祭」や「NPO・ボランティア活動促進フォーラム」などに参加することで、たくさんの来場者に体験してもらっています。毎年秋には「地域に開かれた集い」を開催し、会員の方や利用者さん、地域の方も参加して、ミニコンサートや講談など楽しんでいただいています。春になると「会員懇話会」と称して若い子育て中のご家族を対象に、お話会やゲームなどで楽しいひと時をすごしています。
ひよこのメンバーは56名。設立から20年近くになりますので、平均年齢は60歳を越えてしまいましたが、70歳以上のメンバーも在籍し、様々な活動を担って、全員が協力しながら運営に携わっています。
今年から新たな活動として、高齢のメンバーでも、「まだまだ元気で、もう少し何か役に立ちたい」の声を形にしたひよこの居場所「めんどりサロン」を開所することになりました。ひよこの利用者さんとそのご家族から、空き家を使ってほしいという申し出があり、7月下旬に開所する予定です(王子4丁目)。ほっとできるような居場所ができることで地域交流の場になればいいなあと思っています。
これからも「たすけあいワーカーズひよこ」は地域福祉を担う一団体として地域に根ざした活動を進めて行きたいと思います。NPO法人アビリティクラブたすけあい
北区たすけあいワーカーズひよこ
代表 江口 愛子
NPO法人アビリティクラブたすけあい 北区たすけあいワーカーズひよこ(1)団体立ち上げの時期・きっかけ
1993年に、地域にお互いさまのたすけあいの仕組みを作ろうという呼びかけに賛同した仲間が設立。(2)活動目的
一人ひとりの暮らしを大切に、だれもが気がねすることなく心豊かにすごせる地域づくり。(3)活動状況
・たすけあいのサービス(自立援助サービス)
・介護保険事業(含介護予防)
・障害福祉サービス(居宅介護・移動支援)
・行政委託(難病患者等のホームヘルプサービス)
・その他地域活動(ミニデイ・うらしま太郎など)(4)会員数・会員構成
メンバーは現在56名。
北区在住者を中心とした団体。(5)会の運営
年1回の総会。会費は2000円。ワーカーズコレクティブという働き方。毎月の定例会・理事会で、運営などの話し合いを行う。
(6)活動を通して得たもの
地域のつながりのなかで働くこと、雇用被雇用でない働き方をすること、ワークライフバランスを考慮した働き方。(7)近日中の参加可能な活動
めんどりサロン(8月毎週金曜日)
9月27日の元気ぷらざでのミニデイ
10月29日の元気ぷらざホール「地域に開かれた集い」
(8)PR
ひよこは、お手伝いを必要とする方のお宅を訪問して、生活援助・身体介護・子育て支援・産前産後の家事などのサービスを行います。働くだけでなく、様々な地域活動を行うひよこは、メンバー募集中です。
(9)連絡先
ひよこ事務所 電話 03-5249-3362
みにきたWeb
http://minikita.kitaku.net/gnkk01/mypage/index.php?gid=G0000042※この取材について写真を多数使用した壁新聞『ぷらざNews』をぷらざサロンコーナーに掲示予定です。ぜひご覧になってください!
2011年7月28日更新版 |
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