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KiVoぴっくあっぷ
☆「KiVo(きーぼ)」とは☆
指定管理者として「北区NPO・ボランティアぷらざ」を運営している「NPO法人東京都北区市民活動推進機構」の愛称です。
「わくわくドキドキ市民活動」は、『みにきたWeb(北区市民活動情報サイト)』登録団体を広くご紹介するページです。今月は、「傾聴クラブさんさん」のメンバーの方に団体紹介をしていただきます。
傾聴クラブさんさん
●「傾聴」とは…相手が語る言葉と言葉に込められた思いを、心傾けて、共感的に聴くこと。◆「傾聴クラブさんさん」とは
私たちは、北区NPO・ボランティアぷらざ主催の傾聴ボランティア講座第3期修了生有志が集まり、2010年9月に立ち上げた、北区内で傾聴ボランティアを行う団体です。2012年度には、講座第6期修了生有志が仲間に加わり、活動が広がりました。
「さんさん」の名称は、講座の第3期生であることと、太陽の光のように、愛をさんさんとそそぐイメージからつけられました。
立ち上げに際しては、皆で協力し分担するという趣旨で、役員を多くし、話し合いを重ねました。講座での勉強をより深めるため、米本昌子講師の引き続きのご指導のもと、勉強を続けながら、ボランティア活動を進めています。◆自分育ての勉強会・定例会
例会は、第4木曜日、主に北とぴあ内のスペースゆうで行っています。
13時からの勉強会では、米本先生のご指導を受け、お互いの話を聴きあって、フィードバック、感受性訓練などを行います。相手の話をありのままに聴いて理解したことを言葉で返していくのは難しいですが、毎回繰り返すことで、良い訓練になっています。色々な人の考えを知る機会になり、自分も話すことで、自分に向き合い、自分育てになります。傾聴を学ぶことは、相手を大切にする姿勢を育て、家族や友達との関係をよりよくすることにつながります。
15時からの定例会では、ボランティアに関する報告、活動日の調整、問題点等を話し合います。◆相手中心の向かいあい
北区立特別養護老人ホーム清水坂あじさい荘/桐ヶ丘やまぶき荘、高齢者施設飛鳥晴山苑、特別養護老人ホームみずべの苑の各施設で、月2〜4回のペースで活動しています。メンバーは、各自の都合で場所と日程を選びます。施設での傾聴は、基本的には、一対一で、約1時間行います。どんなことを話されてもまっすぐに受け止め、「相手中心の向かいあい」を意識してお聴きします。話しながらよい笑顔になられる方もありますし、涙を見せられる方もあります。心にたまったものを発散していただけると、聴く側も信頼を得て、励みになります。時に話が続かないこともありますが、「そばに共にいる安心感を持っていただけることが大切。沈黙の時間も怖くなくなった。」と話す会員もいます。傾聴の後は、メンバーに話を聴いてもらい、自分の発散も体験します。信頼できる仲間がいることで支えられています。
◆会員からの一言
【友道 枝美子さん】
清水坂あじさい荘に、お話し相手のボランティアとして伺っています。認知症の方との会話は時に戸惑うこともありますが、相手の気持ちに寄り添いながら、お話するように心掛けています。懐かしいお話が聴けるひとときです。【黒田 操さん】
傾聴ボランティア講座終了後、桐ヶ丘やまぶき荘でボランティアをしています。施設ご利用の方とお会いする度に、未熟さを感じますが、笑顔を見ると、更なる勉強の必要性を感じ、非常に有意義な活動であると思っています。【山内 エイ子さん】
月2回、飛鳥晴山苑に「傾聴クラブこあら」の方々と一緒に伺って2年になります。ホームの中のゆったりと優しく流れている時間が私の心も温めてくれます。特別養護老人ホームでは、筆談での会話(傾聴)や、そっと寄り添うことも経験しました。ショートステイ、デイサービスでは楽しく笑いあえることも多くなりました。毎回反省も多いですが、どんな方とのお話が待っているかと楽しみになります。色々教えていただき、勉強になります。【小濱 孝子さん】
みずべの苑へメンバーの石井さんと、第1、第3金曜日に伺っています。職員さんの案内で、傾聴する方の所に行きます。「今日は」と挨拶をしますと、「何しに来たの」と言われます。心が落ち着くまで笑顔で待つようにしています。しばらくすると、過去に一番心に残っている事を繰り返し話されます。傾聴で少しでも心が休まるのをお手伝い出来ればと思っております。傾聴クラブさんさん 岡本眞紀子 記
傾聴クラブさんさん(1)団体立ち上げの時期・きっかけ
北区NPO・ボランティアぷらざ主催「傾聴ボランティア講座」第3期生が講座終了後、2010年9月に立ち上げました。
(2)活動目的
勉強会を継続的に行い、“傾聴力”向上に努め、北区内の福祉施設などで傾聴ボランティア活動をすることを目的としています。(3)活動状況
北区内の高齢者施設(4施設)に傾聴ボランティアとして、月に数回訪問しています。
また勉強会と定例会を毎月1回行っています。(4)会員数・会員構成
現在会員は24名で全員女性、北区在住
年齢層は30代〜60代(5)会の運営
役員は、代表・副代表(2名)・会計・書記・庶務の6名です。毎年4月に総会を開催します。会費は年額3,000円です。北区社会福祉協議会のささえあい団体になっています。(6)活動を通して得たもの
傾聴の勉強を継続して「話を聴く」「自他の区別」などのスキルが身に付いてきました。
それは傾聴ボランティア活動だけでなく、家族関係や友人関係において役立っていると感じられます。(7)近日中の参加可能な活動
勉強会と定例会は、3月28日(木)、4月25日(木)両日とも13時から北とぴあスペースゆう(多目的室A)で行っています。見学可能です。(8)PR
さんさんは第3期生で立ち上げましたが、第6期生(8名)も仲間に加わってくれました。これからもスキルアップを重ね、協力し合いながら傾聴ボランティア活動を行っていきたいと思っています。(9)基本情報
<みにきたWeb> http://genki365.net/gnkk01/mypage/mypage_group_info.php?gid=G0000152
※この取材について写真を多数使用した壁新聞『ぷらざNews』をぷらざサロンコーナーに掲示します。ぜひご覧になってください!
この団体も登録しています。
みにきたweb
北区市民活動情報サイト
http://minikita.genki365.net/
ぷらざで登録を受け付けています。
2013年2月23日更新版 |
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〒114-8503 東京都北区王子1-11-1北とぴあ4階 電話:03-5390-1771
開館日時:火曜日〜土曜日(10時〜21時)、日曜日(10時〜17時) 開館日程 Copyright - c東京都北区NPO・ボランティアぷらざ 2003- All Rights Reserved. |