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KiVoぴっくあっぷ
☆「KiVo(きーぼ)」とは☆
指定管理者として「北区NPO・ボランティアぷらざ」を運営している「NPO法人東京都北区市民活動推進機構」の愛称です。
「わくわくドキドキ市民活動」は、『みにきたWeb(北区市民活動情報サイト)』登録団体を広くご紹介するページです。
今月は、「NPO法人子ども家庭リソースセンター」のメンバーの方に団体紹介をしていただきます。NPO法人子ども家庭リソースセンター
●NPO法人子ども家庭リソースセンターとは
子どもの健やかな育ちを願って、子ども・家族を応援する人々、子育て支援者、保育者、研究者、臨床心理士などで構成するNPO法人です。人権尊重、平等、自己肯定感を大切にしています。
●ノーバディズ・パーフェクト(NP)事業
「人は親として生まれてくるわけではありません。私たちは皆、周りの人に助けてもらいながら、親になっていくのです。完璧な親も子どももいないのです。私たちにできるのは最善を尽くすことだけであり、時には助けてもらうことも必要なのです。」(カナダNPテキストより)
NPプログラムはカナダで生まれた、親のための学習プログラムです。1992年カナダでNPに出会って日本に紹介しました。プログラムはファシリテーターが伴走する6〜8回のグループワークを通して、親同士が子どもや子育てについて互いの経験から学び合い、親としての自信をつけていくものです。このNPプログラムを実施するNPファシリテーターを養成しています。北区内の児童館ではNP「親育ち講座」を実施しています。●レインボウ・プログラム(RB)事業
アメリカの喪失体験時の心のケア・プログラムです。レインボウ・プログラム日本支部としての役割を担っています。現在は、主に関東の児童養護施設で実施しています。
RB傘下のシルバーライニング(SL)は、コミュニティ危機対応プログラムで自然災害や事故などによる喪失を体験した人たちが対象です。大災害後の福島で2011年より現地NPO団体・ボランティアとの協働で小学生に実施しました。●支援者向けの講座に講師派遣
子育て支援者・保育者・支援に関心のある方など向けの研修です。
<支援力アップ>
「親と子に寄り添うファシリテーション講座」「子育てひろばの困り事への対応」「気になる行動をする子への対応」「現代の親への対応」など子育てひろばの目的とスキル、子育て支援者や保育者のスキルアップやカウンセリング講座など。
<父親支援>
父親支援者養成・研修では、支援のポイントと多様な方法が学べます。
<乳児支援>
授乳やおむつの替え方はわかるけれど、0歳の遊びやコミュニケーションの仕方はわからない、保護者に自信をもって伝えられない等を解消する講座です。「楽々子育て、0歳からのコミュニケーション」講座
<共感教育―育つ時に、育てることを学ぶ>
育つ時に赤ちゃんの育ちにふれる授業は命の大切さを学び、将来の親性を育みます。これまでに東久留米市や伊東市で実施しました。
<子育て講座>
親向けの講座にも講師派遣ができます。
公民館やNPO・民間団体の企画、育児講座、家庭教育学級の講座、PTA等の講演会、NP講座、ひとり親向けの講座などを担当します。0歳前半の親子対象の講座は親子一緒で実施可能です。●翻訳出版
カナダのNPやRB関係のテキストガイドブック、父親支援関係のガイドブック等を翻訳出版しています。
●調査研究等
カナダの支え合いの子育てや共感教育等の調査研究をはじめ、日本心理臨床学会などで研究発表を行うなど、実践につながる研究を行っています。
NPO法人子ども家庭リソースセンター
理事長 福川須美
NPO法人子ども家庭リソースセンター
(1)設立
1994年、臨床心理士が中心となり、子どもと親の心のケアを行う相談援助者の育成を目的として「親と子のよき相談・援助者のあり方を考える会」を設立。その後、カナダの子育て家庭支援施策に示唆を受けて、日本で機会あるごとに紹介。カナダで親子が親しんでいるドロップインやリソースセンター等は、日本の親子ひろばのモデルともなった。1999年、カナダからヒントを得て「子ども家庭リソースセンター」− Child and Family Resource Centerと改称。2002年10月、NPO法人格を取得。(2)活動目的
・親育ち支援
・子育て家族支援者の養成
・離婚や死別を経験した子どもや大人の心のケア
・子育て家族にやさしい地域づくりのための講座開催、講師派遣(3)活動状況
年間数回のNPファシリテーター養成講座、離婚経験、被災など喪失感の心のケアプログラムファシリテーター養成、親性準備教育(赤ちゃんと触れ合う講座)、その他子育て支援者養成講座講師など。全国各地から依頼あり。(4)会員数
20名余。多様な年代層。
首都圏及び遠隔地方会員も。臨床心理士、保育者、子育て支援関係者、研究者など子育て家族を応援するメンバー。(5)会の運営
理事会のもとに各事業部門の運営委員会、事務局で運営。年会費5,000円。
その他、NPの会、レインボウの会など養成講座修了者会員もいます。(6)活動を通して得る(得た)もの
養成講座修了者たちが各地でプログラムを実践して、前向きに子育てに向き合える親が増え、活動の成果を実感できます。(7)近日中の参加可能な活動
・0歳児の愛着を育てるコミュニケーションスキル講座(支援者対象)8/20 午後 北とぴあ
・NP体験講座:7/10 午後 当センター
・NPファシリテーター養成講座
8/20、21、28、29 当センター
他にも講座を開催していますので、HPをご覧ください。(8)連絡先
<HP> http://kodomokatei.com/
<E-mail> info@kodomokatei.com
この団体も登録しています。ボランティア情報が探せる!
みにきたWeb 北区市民活動情報サイト
http://minikita.genki365.net
ぷらざで登録を受け付けています。
※この記事について写真を多数使用した壁新聞『ぷらざNews』をぷらざサロンコーナーに掲示します。ぜひご覧になってください!
2016年7月1日更新版 |
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