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現在地：ホーム＞発行物＞過去のぷらざ通信＞2016年10月号＞KiVoぴっくあっぷ（2016年10月）
KiVoぴっくあっぷ
☆「KiVo（きーぼ）」とは☆
指定管理者として「北区NPO・ボランティアぷらざ」を運営している「NPO法人東京都北区市民活動推進機構」の愛称です。
毎年恒例「夏！体験ボランティア」は、今年で28回目を迎えました。多くの受入団体・施設にご協力いただいた今年の活動の様子や参加者の感想をお伝えします。 来年はあなたも是非、ご参加ください！
夏！体験ボランティア2016
◆「夏！体験ボランティア」とは？
「夏！体験ボランティア」（以下「夏ボラ」）は、「ボランティア活動に興味はあるけれど、きっかけがない」「どうやって始めたらよいのだろう？」という方々に、ボランティア体験の機会や活動のきっかけを提供することを目的として、毎年夏休み期間中に実施しているプログラムです。中学生以上なら北区外の方でも参加でき、毎年多くの方がさまざまな体験をされています。
◆受入先の想い
夏ボラでは、毎年100を超える施設・団体が受入先として協力してくださっています。今年は124施設・団体が受入先となり、132の「活動メニュー」を提供していただきました。
受入先の方は、どのような想いでボランティアを迎えているのでしょうか？受入担当の方から、受入れ側の想いや参加者の活動の様子、感想をお寄せいただきました。☆★北区水辺クラブ 清水 孝彰さん★☆
当会では、8月の半日のみですが、毎年「夏！体験ボランティア」を受け入れています。新荒川大橋下にある「北区・子どもの水辺」で、水辺清掃を1時間弱行った後、水質と植物の調査を2時間程度行う体験プログラムです。今年は6名の高校生・中学生が参加されました。「ゴミ清掃」「水質調査」「生き物」のいずれかに興味を持ち、参加を申し込む方が多いです。
真夏の河川敷での活動となるため、特に熱中症対策には注意しています。過去に熱中症患者が出てしまったことはありますが、大事に至ったことはなく、オリエンテーションでの注意喚起とともに、適度な休憩や水分補給など様々な配慮を行っています。
「北区・子どもの水辺」の自然環境保全には日常的な維持管理の作業が必要で、作業の計画の立案や効果の検証には、現地の環境のモニタリングが不可欠です。しかし環境調査は、人の世話や清掃作業などと違い、ややもすると充実感に欠ける地味なボランティア活動です。そこで少しでも参加者の興味を引くように、オリエンテーションでは一般的な注意事項の他、調査手法の説明書も配布し、事前に予習できるように配慮しています。
水質調査は全国の河川水辺で統一的に実施されている手法、植物調査は大学の調査実習レベルの植物社会学的手法を体験していただくため、内容は専門的です。しかしその分、環境調査に興味のある方には満足いただけるようです。特に今年の参加者は興味を持って参加していただいた方が多く、積極的に取り組んでいただき、充実したデータを得ることができました。
来年も是非参加をお待ちしていますとともに、自然環境の調査や保全活動に携わる方が一人でも多く増えていくことを願っております。☆★社会福祉法人ゆうゆう 北区立王子本町保育園 園長 浅尾千代美さん★☆
私たち北区立王子本町保育園は今年、指定管理導入後初めて中学生の「夏！体験ボランティア」を受け入れることが出来ました。
当日、子ども達はこのフレッシュなボランティアさんに大喜び。ボランティアに来てくださった方が涙を浮かべながら「可愛い！」と感激されている様子に、私たち保育士も胸が熱くなり、初心に返った思いがしました。
王子本町保育園は56年の歴史のある公立保育園で、3年前に建物が新しくなり、山梨の社会福祉法人が指定管理者となり、運営を始めています。広大な中央公園の脇に位置し、立ち並ぶ都営団地の中の1棟の1階が保育園になっています。大きな木々に囲まれた豊かな自然と、近くには特別支援学校や図書館といった公共施設が並び、ゆったりとした恵まれた環境の中にあります。
私たちが昨年から特に力を入れている事の一つに、地域交流があります。誕生会や運動会といった園の行事に、地域の方をご招待したり、毎月『カードの会』を開催して、カード作りを一緒に楽しんだりと、様々な人の力をお借りして複合的に子ども達の“育ち”を応援していこうと考えています。
今後も沢山のボランティアの方に保育園のよさを知っていただくと同時に、地域の方々との交流を通して「ここに保育園があって良かった」と皆さんに感じていただけるよう様々な機会を作っていきたいと思います。ありがとうございました。そして宜しくお願いします。◆参加者の声
115名の方が参加した「夏！体験ボランティア2016」は、夏休みを利用した中・高校生の参加者が8割以上を占めています。参加者の感想をアンケートからご紹介します。
◎ボランティアをやって本当に良かったです。普段中々関わることのできない沢山の子どもたちとふれあったり、遊んだりとても楽しかったです。
◎ボランティアをして、とてもいい勉強になり、とても楽しかったです。今後の経験に活かしたいと思います。ありがとうございました。
◎色んなことが体験できたし、知ることができた。多くの参加者が活動に対して満足し、ボランティア活動に対するイメージも「楽しいもの」に変化したようです。受入施設や団体の方々に対しても、「最初はまだなじめずにいたがなじめる様にフォローしてくれた」「気軽に声をかけてくださった」という感謝の声が届きました。
今後もボランティア活動をしたい、と思っている参加者も多いようです。ぜひ、これをきっかけにボランティア活動を続けていただければ、と願います。
（北区ＮＰＯ・ボランティアぷらざ 事務局）
「夏！体験ボランティア2016」報告
活 動 期 間 7月23日（土）〜8月31日（水）
受入先説明会 5月17日（火）、18日（水）
参加者説明会 7月3日（日）
※7月5日（火）〜追加説明会
参加申込受付 7月9日（土）、10日（日）
※7月12日（火）〜追加申込受付
受 入 先 数 124施設・団体
活動メニュー数 132メニュー
参 加 者 数 115名
中学生 …26名
高校生 …72名
短大・大学・専門学校生 …13名
社会人 …4名たくさんの方のご参加、ご協力、誠にありがとうございました。
来年も、よろしくお願いいたします！！
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2016年9月29日更新版 |
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開館日時：火曜日〜土曜日（10時〜21時）、日曜日（10時〜17時） 開館日程 Copyright - c東京都北区ＮＰＯ・ボランティアぷらざ 2003- All Rights Reserved. |
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