北区NPO・ボランティアぷらざ
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現在地:ホーム発行物過去のぷらざ通信2017年10月号>KiVoぴっくあっぷ(2017年10月)

KiVoぴっくあっぷ
  ☆「KiVo(きーぼ)」とは☆
  指定管理者として「北区NPO・ボランティアぷらざ」を運営している「NPO法人東京都北区市民活動推進機構」の愛称です。

毎年恒例「夏!体験ボランティア」は、今年で29回目を迎えました。多くの受入団体・施設にご協力いただいた今年の活動の様子や参加者の感想をお伝えします。
来年はあなたも是非、ご参加ください!

夏!体験ボランティア2017

●「夏!体験ボランティア」とは?

 「夏!体験ボランティア」(以下「夏ボラ」)は、「ボランティア活動に興味はあるけれど、きっかけがない」「どうやって始めたらよいのだろう?」という方々に、ボランティア体験の機会や活動のきっかけを提供することを目的として、毎年夏休み期間中に実施しているプログラムです。中学生以上なら北区外の方でも参加でき、毎年多くの方がさまざまな体験をされています。

●受入先の想い

 夏ボラでは、毎年100を超える施設・団体が受入先として協力くださっています。今年は128施設・団体が受入先となり、137の「活動メニュー」を提供していただきました。
 受入先の方は、どのような想いでボランティアを迎えているのでしょうか?受入担当の方から、受入れ側の想いや参加者の活動の様子、感想をお寄せいただきました。

☆★「COCOROごはん」 我妻 澄江さん★☆

cocoro1 当会は、滝野川地域で「子ども食堂」と「学習支援教室」を運営しています。月2回、水曜日の午後4時30分〜8時に開催している「滝野川子ども食堂」には、幼児から高校生までの子ども達と保護者の参加があり、スタッフ10人ほどで対応しています。
「子ども食堂」を手伝ってもらっている大学4年生のボランティアさんが就職や資格試験取得などでお休みしているため、「夏ボラ」に受入れ団体として初めて参加し、7月2回目と8月2回目に区内の大学に通う3年生の受け入れをすることができました。
 事前に行ったオリエンテーションでは、「子ども食堂とは?」「子どもを取り巻く社会状況」「どんな子が参加しているのか」「全国的な開催状況」などをお話し、開催当日は、スタッフと同じ午後4時に集合、スタッフミーティングにも加わってもらいました。
cocoro2 夏休み中ということで、いつもより少ない参加人数でしたが、40〜50人の食事を作る中で、ボランティアの大学生は調理の補助や配膳でよく動き、閉所後の会場の片付け・掃除では進んで力仕事をこなし、大変助かりました。
 加えて、夏休み期間中に開催した小学生向けの「ランチ会」にも、区内在住の高校生が2回、「夏ボラ」で参加してくれました。小学生限定ということで、参加者は20人ほど。社会学部系に進学を希望しているボランティアの高校生は「子ども食堂」の背景なども関心をもって聞いてくれました。
 二人共、積極的に子どもたちと会話をし、会場がいつもより明るくなりました。

☆★北区保健所 保健予防課結核感染症係★☆

hokenjyo 北区保健所保健予防課では、エイズピアエデュケーション(エイズや命の大切さについて学び、共に考える啓発活動)の一環として、毎年「夏ボラ」の受入れを行っています。
 ボランティアの方々にお願いしているのは、12月1日の世界エイズデーに向けたメッセージキルトやメッセージTシャツ、チラシなどの普及啓発グッズの作成です。作成したキルトやTシャツはHIV検査の際に掲示したり、チラシは区内小中学校に配布したりして、普及啓発に活用しています。
 今年は高校生、大学生の方が複数参加されました。若い世代の方々は、情報が氾濫している現代社会の中で、エイズや性感染症について正しい情報が分からなかったり、心配や不安があっても相談できなかったりすることがあります。ボランティアに参加していただいた方々により作成された普及啓発グッズには、若者ならではの発想やメッセージが盛り込まれています。これらは保健所職員が作成するよりも一層、同世代の若者の心へ響くものとなりました。
hokenjyo2 今回の体験を通して、エイズや性感染症に関する正しい知識や予防方法を知り、同世代の仲間と情報共有することにより、感染拡大防止につながればよいと考えています。

●参加者の声

 96名の方が参加した「夏!体験ボランティア2017」は、夏休みを利用した中・高校生の参加者が8割以上を占めています。参加者の感想をアンケートからご紹介します。

◎本当にたくさんのことを学びました。ありがとうございます。ぜひ、次も参加したいです。
◎自分の大学区内で、ボランティアぷらざの存在やボランティア活動を知ることができて良かったです。とても楽しく活動が行えました。

 多くの参加者が活動に満足し、ボランティア活動に対するイメージも「楽しいもの」となったようです。受入施設・団体の方々に対しても、「初めてでとても緊張していたが、親切にしていただき活動しやすかった」「気軽に声をかけてくださった」という感謝の声が届きました。
今後もボランティア活動をしたい、と思っている参加者も多いようで、夏ボラ以降の活動方法について問合せくださる方や、実際に活動につながった方もいらっしゃいます。ぜひ、これをきっかけにボランティア活動を続けていただければ、と願います。
(北区NPO・ボランティアぷらざ 事務局)


「夏!体験ボランティア2017」報告

  活 動 期 間  7月22日(土)〜8月31日(木)
  受入先説明会 5月17日(水)、18日(木)
  参加者説明会 7月2日(日)
            ※7月4日(火)〜追加説明会
  参加申込受付 7月8日(土)、9日(日)
            ※7月11日(火)〜追加申込受付
  受 入 先 数  128施設・団体
  活動メニュー数 137メニュー
  活動者数    96名
    中学生  …27名
    高校生  …54名
    短大・大学・専門学校生 …10名
    社会人  …5名

  たくさんの方のご参加、ご協力、誠にありがとうございました。来年も、よろしくお願いいたします!!

 

 

 

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