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KiVoぴっくあっぷ
☆「KiVo(きーぼ)」とは☆
指定管理者として「北区NPO・ボランティアぷらざ」を運営している「NPO法人東京都北区市民活動推進機構」の愛称です。
今月は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会ボランティアに関連した、二つの講座を紹介します。
オリンピック・パラリンピックボランティア関連講座
●オリンピック・パラリンピックに向けて
2年後に開催される「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」(以下「東京2020大会」)。世界中の国や地域から、選手や大会関係者、多くの観客が日本を訪れるこの大会は、東京及び日本の魅力を全世界に伝える絶好の機会であり、その成功には、一緒に大会を盛り上げていくオリンピック・パラリンピックボランティアの活躍が不可欠です。
北区NPO・ボランティアぷらざでは、東京2020大会への関心を高め、ボランティアとして大会に参加するための知識や心構えを得ることを目的とした二つの講座を開催しました。
●NPO・ボランティア基礎講演会 「みんなでつくろう!参加する東京2020」
3月24日、長野オリンピック・パラリンピック冬季競技大会でボランティアリーダーを務められた中島誠之(しげゆき)さんを講師に迎え、53名が主催国としてのボランティアの心構えを学びました。
中島さんは、活動中に直面すると想定される具体的なケースを例に挙げ、「ボランティアは責任あるスタッフの一員である」という意識を持つことやトラブルが起こったときの対応力を身に付けることの重要さ等を、わかりやすくお話しされました。また、オリンピック・パラリンピックボランティアへの登録を実現するために準備できることとして、「他国の文化や習慣を学ぶ」「競技について知識を深める」「様々なイベントでボランティア経験を積む」なども挙げられました。
中島さんは現在、日本外国語専門学校非常勤講師でもあり、学生に向けてのボランティア実践教育にも積極的に取り組まれています。講演会では、2名の学生が自身のボランティア体験談を発表し、受講された皆さんは熱心に耳を傾けていました。
実際に長野オリンピック・パラリンピック冬季競技大会の現場で活動されていた中島さんの講演は臨場感にあふれ、「選手が最高の条件で競技でき、観客が感動できるよう、ボランティアは最高の笑顔で活動しよう」という熱意のこもった言葉や数々の映像に、終了後には「私も活動してみたい!」という積極的な感想が多数寄せられました。●連続講座「東京2020大会オリンピック・パラリンピックボランティア養成講座」
この講座は、9月中旬の開始が予定されている東京2020大会ボランティア募集に向けて、ボランティアの役割やその活動内容を理解するとともに、登録に必要なことを実践的に学ぶことを主な目的としています。3月の基礎講演会と同じ中島さんを講師として、4月から7月にかけて毎月1回、全回同一内容で開催しています。第1回(4月22日)には、29名が参加されました。
ボランティアとは大会運営要員であり、ホスピタリティ(おもてなし精神)と責任感、連帯感を持って活動し、大会に関連する知識を深め、常に情報収集を怠らない、という「ボランティアの心構え」について、この講座ではさらに詳細に取り上げられました。東京2020大会の概要やボランティア登録から大会開催までの流れについても、組織委員会が発表している内容を基に、より具体的に、体験を交えた注意事項を含め、お話しされました。
大会ボランティアとして登録するためには、英語やその他の言語スキル、夏の炎天下に耐えられる体力、合計10日以上活動できる時間的余裕も求められます。中島さんからは、応募フォームに自己PRやコメントをたくさん書き込んで熱意をアピールしたり、ボランティア経験を積むなど、登録はしたくてもハードルが高いと感じてしまう方に向けてさまざまなアドバイスがありました。また、大会ボランティアへの登録が叶わなくても、ボランティアとして大会に参加できる別の方法として、有志でグループを組み、街のマップを手作りする、外国語で観光客に話しかけてみる、清掃・美化活動に力を入れるなど、「市民アンバサダー」として自分たちにできることを実行する楽しさを提案されました。
この講座の第2回、第3回は既に定員に達し、受付終了となっています。第4回(7月28日)の受講を希望される方は、北区NPO・ボランティアぷらざまでお問い合わせください。
●連続講座受講者アンケートから
寄せられた感想を一部ご紹介します。
◇大会に向けての説明だけではなく、必要な心構えなども聞けてよかった。
自分の人生を今後豊かにしていくにはどうしたらよいのかなど、ためになるヒントがたくさん見つかった。
◇もしボランティアになれなかった(登録できなかった)としても北区でグループを作って何かできたらいいと思った。
◇語学力もなく、できることなんてないんじゃないかと思っていたが、お話を聞いて、映像を見て、改めて「やりたい!」という熱意を持つことができた。
オリンピックで一番大事なことにも気付けた。私なりにあきらめず挑戦してみようと思えた。大会ボランティア募集要項は、7月下旬に公表、その後、9月中旬から募集が始まります。まずは、東京2020大会の組織委員会のホームページから、「東京2020大会のボランティア活動」(https://tokyo2020.org/jp/get-involved/volunteer/about/)で、最新の情報を収集してみましょう。
大会が日本で開催されるこの機会に、ボランティアとしての参加を目指してみませんか?
(北区NPO・ボランティアぷらざ事務局)
2018年5月30日更新版 |
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