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KiVoぴっくあっぷ
  ☆「KiVo(きーぼ)」とは☆
  指定管理者として「北区NPO・ボランティアぷらざ」を運営している「NPO法人東京都北区市民活動推進機構」の愛称です。

「わくわくドキドキ市民活動」は、『みにきたWeb(北区市民活動情報サイト)』登録団体を広くご紹介するページです。
今月は、「傾聴クラブ てんてん」のメンバーの方に団体紹介をしていただきます。

傾聴クラブてんてん

◆「傾聴クラブ てんてん」の設立、活動開始を振り返って

member  2016年春、北区ニュースの中にあった「第10期傾聴ボランティア講座」の募集記事(北区NPO・ボランティアぷらざ主催)が目にとまりました。何かボランティアをやってみたい。退職後、地域と少しでもつながりたい。認知症の親族の話を聴けるようになりたい等、動機は異なりますが、各々が貴重な一歩を踏み出し(そんな大それた事ではありませんが)、傾聴ボランティアへの扉を開きました。6回の講座を受講し、傾聴について学びましたが、その時はまだ「傾聴」自体がよくわかりませんでした。
  2016年9月、傾聴クラブ「てんてん」は講座修了生有志が集まり、あれよあれよという間に発足しました。それまでは「けいちょう」と文字を入力すると「慶弔」と変換されていたのが、いつしか、「傾聴」が飛び出すようになり、世間でもやっと傾聴というものが知れ渡ってきた、まさに時代の波に乗って、私たちは活動を開始しました(もちろん自画自賛です)。
  最初は形から入るのが一番、ということで、まずは傾聴クラブのネーミング。第10期講座修了生ということで「10」は英語で「TEN」。ひらがなで「てん」。語呂を合わせて「てんてん」にしました。こじつけのようですが、点と点がつながれば、線になる。小さな点がつながって、ささえあいになっていく。そんな意味合いもあります。
  役員を決め、会則を作り、おまけにメンバーの一人に「てんてん」のイメージロゴまで作成してもらいました。傾聴日誌のテンプレートも作り、完璧なスタートでした。
  ところが、初めはどこに行って活動していいのやら、何もわからず「???」状態でした。とりあえず、メンバー自身が施設等とコンタクトをとり、傾聴に入らせていただける場所が決まりました。こんなスタートでしたが、結成して2年半がたちました。現在の会員数は16名で、現役で働いている人や定年退職した人、介護真っ只中の人など経験豊かな人達で構成されています。
  メンバーの一人は活動当初を振り返り、こんな風に回想しています。
  「初めての傾聴の日は今でも覚えています。ひきつった顔、マニュアル通りの問いかけに相手も警戒心を持ったのではないでしょうか?役所の人が調査にきたと勘違いした入所者の方もいました。」

◆2年半の活動で気づいたこと

katudo 現在、北区内の特別養護老人ホーム、デイサービス、介護老人保健施設、高齢者あんしんセンター主催のサロンや認知症カフェに定期的に通っています。
 ほぼ手探り状態で、皆で傾聴ボランティアを続けてきました。相手の方のお話を聴き、会話が続くと「あ〜、よかった。」とちょっぴり満足感がわいてきます。しかし、話につまり、どんな言葉を発したらいいのか、戸惑い、ここから逃げたいと思うこともしばしばあります。そんな時は、定例会に持ち帰り、お互いの疑問点や納得のいかないことを共有し、解決しています。
kouza また、年に2回、「てんてん」独自で講師をお迎えしてメンバーのメンタルケアや傾聴のスキルアップの講座を開催しています。
 個性豊かなメンバーで構成されている「てんてん」。縁あって同じ舟に乗り合わせました。一緒に櫂(かい)をこぎ、進んでいきたいと思います。

傾聴クラブ てんてん 代表 佐貫 薫


傾聴クラブ てんてん

(1)設立
 第10期傾聴ボランティア講座修了の有志が集まり、スタートした団体です。(2016年9月発足)

(2)活動目的
 一人一人の力は小さいものですが、つながれば大きな力に。傾聴ボランティアとして、相手の言葉を音として「聞く」のではなく、その心を「聴く」ことにより、社会と繋がり、ささえあいの一助として活動しています。

(3)活動状況
 北区内の高齢者施設等を訪問し、傾聴活動を行っています。メンバーがそれぞれ日程を調整し、予定を組んでいます。

(4)会員数
 現在の会員数は16名(男性1名、女性15名)。ほとんどが北区在住で、年代もさまざまです。

(5)会の運営
 定例会:毎月第3木曜日
 会費:年間1,000円
 役員構成:代表1名、副代表3名、書記、会計、
 会計監査
 その他:自主講座を年2回開催

(6)活動を通して得る(得た)もの
 傾聴の奥の深さに気づき始めた3年目の「てんてん」のメンバー。傾聴に真摯に向かいあっているからこそ悩み、行き詰まり、戸惑いもたくさん。しかし、そんなことには微動だにしない絆が「てんてん」にはあります。

(7)近日中の参加可能な活動
 毎月第3木曜日16時から、ボランティアぷらざにて定例会を開催。どなたでも見学は自由ですが、事前にご連絡をいただければ助かります。

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 「無理なく、楽しく、明るく、元気よく」をモットーに活動に励んでいます。メンバーは、もしかしたら話を聴くより、喋るのが得意なのかもしれません。

(9)連絡先
  <TEL> 代表 佐貫 薫 (090-7013-5044)
  <E-mail> k-are.7.10.ma-s@docomo.ne.jp(佐貫)
  <HP>http://genki365.net/gnkk01/mypage/index.php?gid=G0000235

この団体も登録しています。

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みにきたWeb
北区市民活動情報サイト
http://minikita.genki365.net
ぷらざで登録を受け付けています。

※この記事について写真を多数使用した壁新聞『ぷらざNews』をぷらざサロンコーナーに掲示します。ぜひご覧になってください!

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