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現在地:ホーム発行物過去のぷらざ通信2022年6月号>KiVoぴっくあっぷ(2022年6月)

KiVoぴっくあっぷ
  ☆「KiVo(きーぼ)」とは☆
  指定管理者として「北区NPO・ボランティアぷらざ」を運営している「NPO法人東京都北区市民活動推進機構」の愛称です。

「わくわくドキドキ市民活動」は、『みにきたWeb(北区市民活動情報サイト)』登録団体を広くご紹介するページです。
今月は、「傾聴ボランティア みみずく」の代表の方に団体紹介をしいただきます。

傾聴ボランティア みみずく

 

◆傾聴ボランティア みみずくのモットー

 焦らず、急がず、諦めず。ボランティア活動は、こちら側が良かれと思って動いてもお相手がどう受けとめているか、いや受けとめてくれず迷惑であったり、どう受けとめていいのか、とまどっている場合もある。ましてや傾聴となれば、なおのこと。目の前のお相手がどんな気持ちでそこに座っておられるのか。
 まず焦ってはいけない。何か話さなくてはと急ぐ必要はまったくなく、ゆっくりと深呼吸をして、その場の空気と一体になるよう心の準備をする。自分の未熟さを思い知ることは大いにあろうが諦めてはいけない。
 つたない人生経験でも少しばかりの傾聴スキルとなにより自分らしい思いやりとやさしさでアプローチしようとする勇気と自信があれば大丈夫。
 ← 定例会の様子

◆ケーススタディを紹介

 身内の方を数年前に亡くされた、という方の傾聴をさせていただいたときのことを紹介。
 この方は、故人を思い出しては毎日泣くばかりで、悲しく寂しい思いから抜け出せない状態。死にたいという気持ちも時にはあったようだ。
 私たちはメンバー2人1組で、週1回、1時間程度、その方のもとへ伺った。
 その際には、お話しされる故人の思い出をお聴きし、内容を反復することで受容するように心がけた。違うメンバーが傾聴に伺う際は、今まで傾聴していた時に見受けられた様子などを、内部で共有した。
 また、故人に関すること以外のお話や、メンバーに対して質問をされたときも、可能な範囲で誠意をもってお答えした。
 私たちの傾聴活動の力はほんの少しだろうが、時間の経過など多くの要素が良い方向に影響したと思っている。
 最近は「死にたい」とはまったく言わなくなっており、週1回の傾聴も、前向きな理由からくる“うれしいキャンセル”が多くなってきた。
 ← 傾聴活動後も笑顔
 
◆私も一言 ―みみずくのメンバーから―

 ☆人は誰かと話をすることで心が解れ、私はじっくり聴くことでそのお手伝いが出来れば幸いと思っています。会の雰囲気もサイコーです!

☆話を聞くだけで人の役に立てると軽い気持ちで始めた傾聴でしたが、今ではその深さと難しさの方に真剣に取り組んでいます。

☆自分の話を聞いてもらうことばかりにとらわれていた私。大切なのは、相手の話を聴いてみることだった。傾聴から学びました。

☆話を聴くと楽しくなることばかりではない。一期一会と思っても、いたたまれなくなる時が多い。仲間が居ればその気持ちを互いに語り、次の傾聴に向かえる。

☆私は叔母からの感謝の言葉により、人への貢献を考え始めた折に傾聴に出会いました。でも、人の話を聴くのはなんと難しいことか。私は最初のステップとして、相手の話の腰をおらず、邪魔をしないことを心がけて行きたいと思っています。
 ← 傾聴から学ぶことはたくさん!

傾聴ボランティア みみずく 代表 和田 紗千代


傾聴ボランティア みみずく

(1)設立
 北区NPO・ボランティアぷらざ主催、第13期「傾聴ボランティア講座」修了後まもない2019年7月。団体設立への初回リード役こそぷらざ職員の方だったが、もともと受講者は傾聴ボランティアに関心のある方ばかり。都合のつく人が集まった。

(2)活動目的
 傾聴およびそれに準ずるボランティア活動を通じて、地域・地域の方々と交流を持ち、積極的に生きていけるよう自他共に着実に歩んでいくことを目的として活動しています。

(3)活動状況
 設立後約7か月までは、みずべの苑デイサービスにて活動。個々人の都合をまとめ、代表が窓口になり施設に伝える。コロナ禍で活動休止。2021年12月から個人に対する傾聴を二人一組、週一回で実施、継続中。2022年5月よりSOMPOケア ラヴィーレ赤羽にて活動を再開し試行中。

(4)会員数
 14名。全員女性。比較的高齢。

(5)会の運営
 役員は代表、副代表、書記、会計。定例会は原則として毎月1回最終水曜午後1時30分〜3時30分。場所は北とぴあ4階ぷらざ。会費なし。

(6)活動を通して得る(得た)もの
 記事の中の「私も一言」を参照。

(7)近日中の参加可能な活動
 コロナ禍のため、傾聴ボランティア活動の場はなし。定例会の見学は可能。6月は22日(水)、7月は27日(水)です。

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 設立したのは3年前でもコロナ禍のため、実質的に活動していた実績はほんの少し。けれども行く先々で感謝され、私たちは“お役に立てている”らしい。出しゃばらず、思慮深く、メンバー相互のコミュニケーションとスキルアップを大切にする仲間は、やさしさあふれる美女ぞろい(?)傾聴ボランティアに興味のある方、ぜひ例会にお越しください。私もあなたも無理のない楽しいボランティア活動を目指して!

(9)連絡先
 代表  和田 紗千代 090-4383-2138
 副代表 染谷 由喜子 090-7727-5426
 <HP>http://genki365.net/gnkk01/mypage/mypage_group_info.php?gid=G0000285

 

ボランティア情報が探せる!
みにきたWeb 北区市民活動情報サイト
http://minikita.genki365.net
ぷらざで登録を受け付けています。

この団体も登録しています。

※この記事について写真を多数使用した壁新聞『ぷらざNews』をぷらざサロンコーナーに掲示します。ぜひご覧になってください!

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