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現在地:ホーム発行物過去のぷらざ通信2023年8月号>KiVoぴっくあっぷ(2023年8月)

KiVoぴっくあっぷ
  ☆「KiVo(きーぼ)」とは☆
  指定管理者として「北区NPO・ボランティアぷらざ」を運営している「NPO法人東京都北区市民活動推進機構」の愛称です。

「わくわくドキドキ市民活動」は、『みにきたWeb(北区市民活動情報サイト)』登録団体を広くご紹介するページです。
今月は、「城北演劇を観る会」のメンバーの方に団体紹介をしていただきます。

城北演劇を観る会

◆城北演劇を観る会とは

 北とぴあで年間6本の、演劇を観る会を開催している非営利の市民団体です。運営はすべて会員の会費でまかなっています。観ている演劇も自分たちで選び、バラエティーに富んでいます。このような会を実施できているのも私たちの会と同じような独立した市民の演劇鑑賞会が全国にあるからです(「全国演劇鑑賞団体連絡会」)。城北演劇を観る会はその中で首都圏ブロックに所属し、同じ公演を呼んで活動しています。
 全国の演劇鑑賞会の歴史は、戦後、新劇といわれる劇団が日本各地の人々に演劇を伝えようとスタートし、その後、劇団の思いに応えるように今度は市民側から演劇を観る会を発足しました。発足当初より劇団と対等平等の立場で、昨年60周年を迎えた「全国演劇鑑賞団体連絡会」は、平和な社会こそ文化を育むこと、民主主義を基本に会員全員が対等平等と考え活動し、劇団とも協力して日本演劇の民主的発展を目指しています。

◆城北演劇を観る会が生まれたきっかけ

 1990年に北とぴあが出来たのをきっかけに、それまで練馬区や板橋区の演劇鑑賞会に参加していた北区民有志が地域で演劇を観たいという思いで1992年に発足しました。最初の公演は、渡辺美佐子さん主演の『がめつい奴』でした。当会では、発足当初より年間6本の観劇会を実施しています。

◆会員が主人公の会

 会の運営は会費でまかなっていて、会員自らが行います。一人一人のための会ですが、民主的運営を大切にし、また人とのつながりも大切に考えているため、会員は三人以上で一つのサークルを構成しています。当日の公演の搬入や搬出、受付などの係を、年6本の公演のうち1回をサークルで担当します。
 会全体を動かすために、事務局を設置し、役員会も総会で選出されたメンバーで活動しています。会員は、年に1回の総会のほか、公演担当の会議を複数回、また年2回開催の全体会議などに参加します。

◆平和な社会、誰もが認めあう世界は個人の心の平和からはじまり、人と人がつながることで維持できます

 サークルのメンバーが大変な時にも助け合って観劇しています。2カ月に1回、演劇を観るために会うことも、刺激となり健康維持にも役立ちますが、何よりも知人、友人、家族と時間を共有する意義は大きいです。“助け合う”そんなことが普通に行われている会です。 
 演劇は日常を描いています。セリフの中に自身の心に刺さるものが人それぞれあり、心の癒しにもなっています。
 老若男女、さまざまな人々が同じ場所で定期的に観劇をすることは共通体験を得ることで、地域社会、個人への効果は大きいと考えています。コロナ禍であっても、自分たちの会を支える、観劇するという楽しみを忘れないなど自分たちの会であるからこその強みだと思っています。
 ←劇団民藝『ある八重子物語』篠田三郎さん

城北演劇を観る会 事務局長 佐藤幸子


城北演劇を観る会

(1)設立
1990年9月に、北区王子に北とぴあができたのを機に、地元で仲間と一緒に観劇会を行おうと1992年4月に結成した非営利の市民演劇鑑賞団体です

(2)活動目的
地域で演劇鑑賞を通じて、人と人がつながり平和で文化的な社会を築くことを目的としています。地域の輪のみならず、劇団とも対等平等に話し合い、会員ひとりひとりが主人公として演劇全体の民主的発展を目指しています

(3)活動状況
北とぴあ「さくらホール」で年間6本の観劇会を行っています

(4)会員数
約530名の会員。女性が90%。年代は70代が一番多いです。主に50代〜80代までの会員です。20代の会員もいます。職業はさまざまです。会員はほぼ北区民ですが、最近は足立区の方が多くなってきています。地域は問わず人とのつながりで会員となっている方もいます

(5)会の運営
総会を最高決議機関としています。役員は現在8人。入会金1000円(大学生以下は入会金なし)会費は現在月2200円(大学生以下1000円)です

(6)活動を通して得る(得た)もの
人とのつながり、自分では知らなかった世界を演劇を通して知る喜び、演劇を観ての感動など

(7)近日中の参加可能な活動
見学や体験の場は設けていません。入会はいつでも受け入れております

(8)PR
人とのつながりが深まることが一番ですが、演劇は日常を描いているので、人によって芝居の中のセリフが自身の悩みや体験とマッチして共感したり、救われたりします。忙しい人ほど、こころにゆとりをもつためにも観劇をお勧めします。自分では選ばなかった作品に会えるのもこの会の特徴です

(9)連絡先
<E-mail>jyouhokuengeki@gmail.com
<電話/FAX>03-5390-3155(火・水・金・土の午後1時〜6時まで。他、夏休みや観劇会の翌日は不在)
<Facebook>https://www.facebook.com/profile.php?id=100088422962714


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