現在地:ホーム>発行物>過去のぷらざ通信>2024年3月号>KiVoぴっくあっぷ(2024年3月)
KiVoぴっくあっぷ
☆「KiVo(きーぼ)」とは☆
指定管理者として「北区NPO・ボランティアぷらざ」を運営している「NPO法人東京都北区市民活動推進機構」の愛称です。
今月は、2023年10月から11月にかけて全6回開催した、第18期傾聴ボランティア講座の様子をお伝えします。
第18期傾聴ボランティア講座
●傾聴ボランティア講座とは?
傾聴とは、相手を理解し、相手の心に寄り添う聴き方をすることで信頼関係を築き、精神的自立を支援する、コミュニケーションをはかる上で重要な技法のひとつです。
傾聴ボランティア講座は、(1)傾聴について学び、必要なコミュニケーション力を身につけること、(2)学んだ技能を活かし、地域で活動する傾聴ボランティアを養成することの2つを目的に2008年度より実施を重ね、18期目を迎えました。
今回は、第18期傾聴ボランティア講座についてご紹介します。●第18期傾聴ボランティア講座について
10月18日から11月22日までの毎週水曜日、午後1時30分〜3時30分の時間で、「〜ことばとこころ〜第18期傾聴ボランティア講座」を全6回にわたって開講し、23名が受講しました。
第1回から第5回は、米本昌子さんを講師にお迎えし、聴き方の基本や技法、心構えなど実体験を織りまぜながらお話しいただきました。
講座は、相手の顔を見ながら対話できる車座になり、受講者同士で傾聴し合うフィードバックを中心に実施されました。毎回フィードバックを重ね、他の受講生のやりとりを見ることで、様々な気づきを得て、学びも深みを増していきました。
「共感的理解を持って聴く」「傾聴を通じて相手を深く理解することで、自分を考えなおす」「自己受容から他者受容に」という講師の言葉に大きくうなずく受講生の様子から、講座で学んだことを生活の場や地域活動に活かしていきたいという強い思いが伝わってきました。
また、いくつかの設問を直感で回答し、自身の性格を診断する「エゴグラムチェック」も行われ、自身が思っていた結果と異なり驚く姿も見受けられました。自分への気づきが自己変革につながり、他者の理解につながることを学びました。
第6回はぷらざ職員が講師を務め、講座修了後の活動に役立つよう、ボランティア活動の心得や注意点、既に活動している傾聴ボランティア団体の紹介やボランティア活動先の見つけ方などを話しました。
↑講師:米本昌子さん(一般社団法人はあとほっと理事、NPO法人東京都北区子ども感動コミュニティ機構理事)●講座修了後の活動について
第6回の講座修了後、修了生有志の方々で、今後の活動についての話し合いの場を持ち意見交換を行いました。今回の講座で学んだことを活かし、思いを途切れさせないよう今後も話し合いを継続していくことになりました。ぷらざでは、講座修了後も受講生がスムーズに傾聴ボランティア活動に取り組めるよう、継続してサポートしていきます。2月に実施した傾聴講演会にも多くの修了生が参加されていました。
これまで第1期から第17期までの修了生を中心に傾聴ボランティア活動団体が立ち上がり、13団体が活動されています。各団体の詳しい情報については、みにきたWeb(https://minikita.genki365.net/)でご確認ください。
また、毎月1回、ぷらざ交流コーナーにて、傾聴ボランティア有志の方による情報交換会も開催されています。団体所属の有無にかかわらず、「傾聴ボランティアを通じて地域貢献」という共通の思いを抱いた皆さんが、活動に役立つ情報収集の場として参加されています。
3月13日(水)には、講座修了生が一堂に会する傾聴ボランティア交流会を開催する予定です。今回は傾聴ボランティアみみずくの皆さんが幹事となり、「教えて!あなたにとって傾聴とは」をテーマに企画を担当されます。●第18期傾聴ボランティア講座 受講者アンケート(抜粋、原文のまま)
◇人の話しを聞くという作業の自分自身の心の整理をするという事を教えて頂きました。フィードバックするという事がこんなに難しいとは思いませんでした。よろしくお願いします。
◇心に寄り添う共感の言葉、うなずきが話す人の心の支えになるということを実感した先生のお話にジーンとしました。ありがとうございました。私もいつか誰かにそんな寄り添いをしたいなと思います。
◇5回にわたる米本先生の講義は、心に残ることが多く、また傾聴の奥深さを思い知らされたところです。これからさらに勉強も重ね、誰かのお役に立てるよう頑張りたいと思っています。
◇今回の講座うけられて、ほんとうにありがとうございました。これからの生活に役に立つことが多く、うれしかったです。傾聴ボランティアも大切なことわかりました。
◇ありがとうございました。毎回、考えさせられる言葉、自分の性格について改めて、考える事ができました。米本先生の言葉が、やさしく、心の中に入ってきました。あっという間に5回過ぎた感じです。楽しかったです。
◇本日も素敵な話をたくさんありがとうございました。先生のお話は、飽きることなく興味を持ってずっと聴いていられます。みんなの話をよく聴き、それを理解して、自分の言葉(経験)で話されるからなのでしょうか。先生を、目指したいと僭越ながら思いました。
◇ボランティアを始めるにあたって大切なことを学べてよかったです。傾聴ボランティア団体さん達のお話はとても参考になりました北区NPO・ボランティアぷらざでは、皆さまがボランティア活動を進めるうえで役立つ、様々な講座を開催しております。今後の講座につきましては、ぷらざ通信やぷらざHPなどをご覧ください。ご参加をお待ちしております。
(北区NPO・ボランティアぷらざ事務局)
2024年2月29日更新版 |
|
〒114-8503 東京都北区王子1-11-1北とぴあ4階 電話:03-5390-1771
開館日時:火曜日〜土曜日(10時〜21時)、日曜日(10時〜17時) 開館日程 Copyright - c東京都北区NPO・ボランティアぷらざ 2003- All Rights Reserved. |