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わくわくドキドキ市民活動 (2008年7月)

 今年も、6月7日(土)・8日(日)に北区滝野川会館で『おちゃのこ祭祭』が開催されました。
今年のテーマは、「こころをつなごう」。NPO法人東京都北区市民活動推進機構(愛称KiVo)の広報部メンバーが取材しました。

こころをつなごうおちゃのこ2008  〜私らしくあなたらしく〜

今年の『おちゃのこ祭祭』についてお伝えします。私も所属団体の活動で2日間、滝野川会館にいましたが、活動の合間を縫って、新しい企画や初参加団体、長く活動してこられた団体を取材しました。

今年も開催しました!

 1階エレベーター前のスタンプラリーの受付に、小学生も座っていたことにお気付きになりましたか?
彼らは、呼びかけに応えて集まった近隣の小5〜6年生7名からなる「キッズ企画室」のメンバー。彼らが「おちゃ丸クン」というスタンプラリーのキャラクターを考え、交替で受け付けをしたり、「クイズマン」に扮して滝野川会館を回っていました。
「クイズマン」を捜してクイズに答えると、スタンプがもらえるという趣向です。スタンプラリー用紙は年齢別に4色に分かれていて、それに合わせてクイズの問題が出されるとのこと。親子連れの来館者も多い中、雰囲気を盛り上げていました。





 

まんだら塗り絵
城北演劇を観る会
三恵会西ヶ原病院 まんだら塗り絵 ほっとする時間を貴方に♪

4階 402集会室では、初参加の医療法人社団 三恵会 西ヶ原病院でデイケアの責任者である山下さんにお話を伺いました。
ここではデイケアに通う患者さんの作品を展示していて、「治療の一環として、手工芸やスポーツ、料理、音楽などのプログラムを行っていますが、病院の中だけでなく、もっと多くの方に作品を見ていただくことで励みになる」ということで、参加されたそうです。   403集会室では、今年も城北演劇を観る会 が、静かな雰囲気でお菓子付きのコーヒーを販売していました。来館者に「ほっとする時間」を提供するというのがコンセプトで、参加団体の一員として長い時間詰めているスタッフの休憩の場にもなっていました。
15年前に発足してから上演してきた例会(会員制で観る舞台)のポスターやパンフレットを展示してあり、「今年から、バザーにも参加しています。ここでは、高校生から年配の方まで、演劇好きな方たちがコーヒーを飲みながら、演劇のお話に花を咲かせて交流しています」と、運営委員の佐野さんと岩井さん。


 

双友会
聴導犬
双友会の皆さん 目覚ましの音で飼い主を起こす聴導犬

3階の回廊では、例年のように、北区原爆被害者 双友会の展示が目を引いていました。海外の会議などに出席されて核兵器廃絶を訴えたり、国の責任を国政の場で働きかける活動を長年続けていらした会長の飯田さんのお話は、深く私の胸に刻まれました。
「私は13歳の時に被爆しました。被爆者の死を身近に感じ、常に健康の不安を抱えながら、お互いを支えあって活動しています。」「被爆者は広島や長崎にだけいるのではなく、北区にも130人弱住んでいます。」「被爆から63年が経ち、私たちも高齢になってきています。」「区内の小学6年生の総合学習として体験を語る活動もしていますが、できるだけ多くの方に私たちの体験を伝え、戦争をしない、被爆者を再びつくらないよう、訴えていきたい。」「環境汚染・破壊の面から言っても、戦争ほど大きな被害をもたらすものはないです。植物や動物、命あるもの全てを破壊するのですから。」

 3階 視聴覚室では、今年初参加のNPO法人聴導犬普及協会の東京城北支部 支部長の湯原さんにお話を伺いました。
「昨年、友人に誘われて、初めておちゃのこ祭祭に来ました。私自身、北区に住んでいますので、地域の方に聴導犬について知っていただきたくて参加しました。」
  身体障がい者補助犬には、介助犬、盲導犬、聴導犬の3種類があり、それぞれ違う訓練を受けているそうです。
「聴導犬は、音を分からせる作業犬です。愛護センターなどで、音に敏感でおとなしい犬を選んでいます。」「現在、全国で16頭います。」「1頭を育てるのに100万円ぐらいかかります。」「高齢のために引退した犬の里親さがしもしています。」と湯原さん。
  1日3回、30分間行われていたデモンストレーションを見学してみました。訓練を受けて聴導犬として認定された犬はすぐにユーザーに無償で貸与されるので、ここでは広報活動のための広報犬が訓練士と一緒に登場し、ブザーの音を飼い主に知らせたり、目覚まし時計の音で飼い主を起こしたりする様子を実際に見せてくれます。犬には言葉ではなく、指で指示をしていることがよく分かりました。「聴導犬を連れていると、飼い主が耳が聞こえないことが周囲に分かってもらえるという利点もあります。」「例えば、聴導犬を連れて電車に乗ったユーザーが、他の乗客に車両事故についての放送をメモした紙を渡されて、大変助かったというエピソードも聞いています。」というお話を聞き、参加者一同、大きくうなずきました。
  今回の取材を通じて、いろいろなことを知り、考えさせられました。「こころをつなぐ」には、お話を伺うことも大切ですね。
(KiVo広報部 我妻澄江)



☆おちゃのこ祭祭2008/参加団体・個人☆ (順不同 敬称略)

 

 【ステージ部門】
アロエベラふれんず、江戸囃子鼓太郎、MKクラブ、The Ocean View、おもひでチューズデー、金子基、かりゆし会、北区ダンススポーツ連盟、健康医楽研究会、小島薫、サークル英語に触れよう、Jエアロビクラブ、詩吟暁扇会、尺八すばる会、手話サークル連絡会、手話ダンスサークルさくら草、十条キッズ、駿台学園吹奏楽部・音楽部OBOG会、大正琴を楽しむ会・赤羽会、武内勲、トッポー、富田好明、西恭孝、ひまわりフォームバトン、プア・マエオレ、ファンキーモンキーズ、藤沢るみ、フラ・ハラウ・ウイラニ、フラ・マダン、観月会、ムクナチャカトゥンバ、レインボー手話ダンス

【体験展示部門】
アミークス、ヴィーブランシェ、王子狐のミュージカル創り実行委員会、北区原爆被害者双友会、北区子育て連絡会、北区子ども感動コミュニティ機構(CoCo)、北区社会福祉協議会、北区ダンススポーツ連盟、北区男女共同参画推進ネットワーク、北区聴覚障害者協会、北区防災ボランティア、健康医楽研究会、こだま、(財)日本文化生涯学習振興会21、三恵会西ヶ原病院、手話サークル連絡会、城北演劇を観る会、自立生活センター・北、滝野川消防署、たすけあいワーカーズひよこ、聴導犬普及協会、点訳グループ六星会、東京都北区市民活動推進機構、東京ほくと医療生協、トライネットワーク、東京都障害者総合スポーツセンター、文化を創る会、百華の会(写真部)

【バザー部門】
NPO法人飛鳥会、きたく子ども劇場、北区聴覚障害者協会、Jエアロビクラブ、手話サークルきつつき会、城北演劇を観る会、ワークイン・あすか

【模擬店部門】
アフリカ文化交流アフリーク、NPO法人飛鳥会、きたく子ども劇場、北区身体障害者協和会、グリンピース留学生宿舎、鳥肉の山田屋、ビジネス国際情報クラブ、百華の会


★北区を中心とした市民活動の情報を提供する『みにきたWeb』(下記HPアドレス)を、皆さんも是非一度、ご覧になってください!
  (HPアドレス:http://minikita.kitaku.net/

 

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2008年6月26日更新版
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