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わくわくドキドキ市民活動 (2008年10月)

北区で活動しているボランティア団体を広くご紹介するページです。NPO法人東京都北区市民活動推進機構(愛称KiVo)の広報部メンバーが、『みにきたWeb(北区市民活動情報サイト)』登録団体を取材しています。


<滝野川>地域で子育てをする会 玉手箱

『<滝野川>地域で子育てをする会 玉手箱』は、滝野川西地区で子育てや町づくりに関心のあるメンバーが「路地に子どもの声があふれる町にしよう」と、立ち上げた団体です。板橋駅近くのきつね塚商店街に拠点「滝野川玉手箱」を置き、月・水・木・金曜日の午後2時〜5時の「地域っ子タイム」には、近隣小学校に通う低学年の子どもたちが集まってきます。代表の岩倉美樹さんは、ご自身のお子さんの子育てをしながら、地域のシニア世代と一緒に活動の輪を広げています。
「放課後、ゲームばかりしている子どもたちを見ていて不安になったし、放課後に誰でも気軽に来られる子どもの居場所を作りたかったんです。ここでは、昔の子ども時代のような遊びを体験してほしい。だから、ゲームは禁止、お手玉やおはじき、オセロ、紙飛行機なんかで遊んでいます」と、岩倉さん。

紙すき

 

 8月23日(土)午後4時、商店街が夏休み中の子どもたちのために開いている「土曜縁日」が始まりました。金魚すくいやヨーヨー釣り・輪投げなどのゲームや、綿あめ・焼きとうもろこし・フランクフルトなどを売っています。滝野川玉手箱では、メンバーのつてで前日仕入れてきた野菜を売っています。
「儲かる訳ではありませんが、安心な野菜を売ることは食育にもなりますし、活動を知っていただくきっかけになると思っています。」
設立メンバーで、月に一度、子どもたちにトールペイントを教えている小森谷さんは、お孫さんが岩倉さんのお子さんと同級生。可愛い看板は、「子どもたちと一緒に描いたんです。」
夏休みが終わって9月6日(土)の午後、近所の町会事務所では、「まちにあそび心を取り戻そう!」を合い言葉に企画した「忍者参上!〜滝野川大作戦〜」が開催されました。今日は「忍者ワーク」の3回目。他に、「大人ワーク」が2回、最後に大勢で遊ぶ「黒マント団参上!」で終了するという、半年がかりの大きなイベントです。「北区地域づくり応援団事業」の助成を受けているので、参加費は無料。当日の参加者は幼児から小学2年生までの子どもたち12名と大人6名(保護者・スタッフ)、そして、ワークショップを指導する『NPO法人あそび環境Museum アフタフバーバン』の3人です。
風呂敷を忍者風に巻く方法を習って、まずは忍者になりきるための修行。それから近くの公園に出て、3グループに分かれての行動開始です。公園の遊具で遊び始める子がいたりと、なかなかグループごとに動くことができませんが、ここで合流した子も仲間に入れ、きつね塚商店街に移動して「お頭さま」探しが始まります。
  お店に入って話しかけてくる子どもたちに商店主の方たちがにこやかに応対する様子はとても微笑ましく、また、ここで出会った子どもに、岩倉さんが「一緒にやってみる?」と優しく声をかけ、参加者が更に増えます。
参加費が無料ということもありますが、この鷹揚で自由な雰囲気が素晴らしいと感じました。
  最後に、各グループの「お頭さま」を発表し、町会事務所に戻ります。スタッフが冷たい麦茶とお菓子を用意する間、テンションがなかなか下がらない子どもたちは事務所中を走り回って大騒ぎでしたが、「いただきます!」と言って食べ始めると、急に静かになりました。
お子さんと一緒に参加したお母さんは、「忍者のワークショップは、今日で2回目です。子どもはもう、大喜びです」と、おっしゃっていました。

紙すき
手作りハガキ完成

  1週間後の9月13日(土)の午後には、滝野川玉手箱で、セプテンバーコンサートが行われました。これは、2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件をきっかけに、「平和への祈りを込めて、街中を音楽で満たそう!」というコンセプトで始まったもの。今年1月に『NPO・ボランティア基礎講演会〜音楽でこの地球を守りたい〜』(ぷらざ通信3月号2〜3ページに掲載)で庄野真代さんのお話を聞き、申し込まれたそうです。「子どもたちに戦争や平和について話すきっかけになればと思って。皆も賛成してくれました。」

ゆったりくらぶ

  この日のために子どもたちが練習したハンドベルやメンバーを含む地域有志によるコーラス・大正琴の演奏、知り合いのミュージシャンの歌と演奏が続きます。
  観客は会場から歩道にはみ出し、通りがかった方たちが足を止めると、「ご一緒に聴きませんか?」と、小さなパンフレットを手渡したりしていました。
  滝野川玉手箱の賃料もあり、「経済的に安定した活動を続けていくにはどうしたらいいか」「スタッフがもう少しいるといいのですが」など課題もあるようですが、パソコン勉強会など大人向けの活動も増え、地域に根ざした活動が大変充実しているように感じました。
    (取材: KiVo広報部 我妻澄江)

上記の取材については、写真を多数使用した壁新聞『ぷらざNews』を作成し、《北区NPO・ボランティアぷらざ》サロンコーナーに掲示してあります。どうぞ、ご覧ください。

 

<滝野川>地区で子育てをする会 玉手箱

(1)団体立ち上げの時期・きっかけ  地域の子育てやコミュニティ、町づくりに関心のある3人が路地に子どもの声があふれる町にしようと意気投合し、平成19年3月に小学生が放課後に遊びに来る場所として町会館を借りて全額自費でまかない、始めた。 
(2)活動目的
 殺伐とした世の中で時代を担う子ども達に夢と希望、生きる力を地域ぐるみで与える。様々な大人の様々な特技や人生観を一緒に遊びあい・学びあう中で子ども達に感じ取ってもらう。
(3)活動状況  空き店舗を利用した活動拠点、滝野川玉手箱(5坪程度)で子どもと大人が一緒に遊ぶ地域っ子タイムの開催。
  毎週月、水、木、金曜日の週4回、放課後の大体2時〜5時(臨時休みあり)に活動。また、土曜日の産直野菜の販売他、色々なイベントを開催。

(4)会員数・会員構成会員数
会員数・・・16名(滝野川玉手箱を支えてくれる大人のみ、参加の子どもは含まない)
会員構成・・・ほとんどが北区滝野川6、7丁目在住
(5)会の運営  現在5人の理事の月会費1万円で運営されている。
一般会員は年会費1,200円(月100円程度の負担をお願いするというもの)
(6)活動を通して得たもの  子どもの笑顔、道での挨拶、地域での知り合いが増えた、やりがい、生きがい、郷愁、希望など
(7)近日中の参加可能な活動
○平日の地域っ子タイム
○10月4日(土)2時〜4時「地域にあそび心を取り戻す!大人のワーク」
○12月4日(木)2時〜4時「忍者修行!黒マント団参上」
○毎週土曜の産直野菜売りのお手伝い
○各種イベントお手伝い
(8)PR  まだ発足したばかりの団体ですが、「子どもを中心に町づくりを!」と思う気持ちはとても熱く持っております。会員は本当に地域のご近所さん達なので知り合いになるととても心強いですよ!
日々楽しく、みんなに喜ばれる事をモットーに色々な企画をしています。一緒に活動してみませんか?
(9)連絡先

みにきたWeb http://minikita.kitaku.net/gnkk01/mypage/index.php?gid=G0000118
E-メール:iwakura-m@purple.plala.or.jp

 


 


★北区を中心とした市民活動の情報を提供する『みにきたWeb』(下記HPアドレス)を、皆さんも是非一度、ご覧になってください!
  (HPアドレス:http://minikita.kitaku.net/

 

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