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KiVoぴっくあっぷ (2010年11月)

  今月は、5周年を迎えた「環境展」の報告です。
  今回の環境展には、花川区長をお迎えし、5周年のお祝いと励ましのご挨拶をいただきました。
  花川区長には各ブースを気さくにお声をかけながら回っていただき、心から感謝申し上げます。

第5回環境展

◆第5回・環境展めぐりkankyoten
  今年の夏は大気の異変により、記録的な大雨による土砂災害や洪水、異常熱暑による野菜の被害が発生し、私たちの生活に多大な損失を受ける結果となりました。
  熱暑もおさまり、平年並みの気温に戻りつつあった初秋、9月25日(土)、26日(日)北区立浮間小学校の全面協力により、環境共生共存社会づくりの実践教室ともいえる環境展が開催されました。
  そこでは、各市民活動団体、学校、行政、企業が参加され各ブロックごとに熱の入った説明が繰り広げられました。

◆環境ボランティアの魅力紹介
  会場内でいただいた環境ボランティアのメッセージとして「やってみよう!環境ボランティア」の一部を紹介したいと思います。

    ・何かやってみたいの思いを、カタチの一歩として行動する。
    ・自然と触れ合い、自然の大きさと素晴らしさを体験する。
    ・地元密着のコミュニティと自然とのかかわりを通して、地域の一体感や仲間が得られる。
    ・世代を超えた未来につながる持続可能な安心作りが得られる。
    ・ボランティア活動を背景に新しい環境社会を作る。

 以上のような環境社会作り、すなわち私たちの豊かな暮らしを世代を超えて持続させることで、まさしく環境共生共存社会の理念実現のために、市民の視点から人間の活動を見直し再構築を図ることが大切と思う次第です。

◆環境展実演の紹介

*地球がもたらす多くの恵みを学ぶ!
  浮間小学校の児童による野外教室の体験発表が元気良く行われ、1年生「うさ山からのおくりもの 梅ジュース作り」、2年生「ミニトマト、ナス、キュウリの栽培体験」、3年生「かいこの体験、トマトやキャベツの栽培体験」、4年生「自然探検隊によるうさ山うきうき池の自然発見」、5年生「イネの栽培、フキの収穫と料理体験」、6年生「ジャガイモ、ダイコンの栽培と料理体験」、4組「カブトムシ、かいこの変身体験」などのボード報告やステージ発表が華々しく行われました。

      tenji   happyo    sensei

*地球上の生態の保護を学ぶ!workshop
  NPO法人西ヶ原ローズページェントによる「野鳥の数を学ぶイベント、バラの贈り物」、NPO法人人と動物の共生をすすめる会による「ウサギや犬との交流体験」、NPO法人東京樹木医プロジェクトによる「松の木を枯らす松くい虫の観察」、北区水辺の会、北区水辺クラブ、北区立岩淵小学校、北区立浮間中学校、北区エコリーダーの会などによる「ビオトープの体験やシュロの葉工作、パネル説明」、北区立自然ふれあい情報館や北区飛鳥山博物館・北区ふるさと農家体験館運営協議会による「自然観察会、水塚凧作りの体験」など多くの実体験があり、展示物が分かりやすく表現されていました。

*行政・学校・企業の環境活動や施設を学ぶ!seisousha
  北区リサイクル清掃課・北区清掃事務所による「清掃車のしくみや役割」、NPO法人東京都北区市民活動推進機構による「環境活動、ボランティア活動などのPRやチラシの配布、関係図書貸出し」、東京ガス(株)による「省エネ報告」、北区道路公園課による「街路照明のLED化事業PR」、(株)トンボ鉛筆による「環境対応の鉛筆」、東京家政大学による「地球温暖化の原因や問題点などのパネル説明」、アルミ缶リサイクル協会による「アルミ缶プレス品・アルミ缶再生地金の展示」など、全団体がユニークな説明をまじえて参加されました。

◆“私のつぶやき”
  今、世界は、そして地球はターニングポイントを迎えています。
  近代西欧文化が、政治、経済、思想と様々な局面で崩壊しています。100年に1回の経済変動、200年ごとの社会変動、800年ごとの文明変動、26000年ごとの地球の地殻変動……など、これらの変化が同時に起きている現代に至って、すべて見直しの時代に入っています。
  人類の発展のためという、身勝手で放漫な錦の御旗を掲げ、人類を、そして不遜にも地球を支配しようとした近代文明が、ここに来て一気に崩れ去ろうとしています。
私たちの生活環境においても、五感(視、聴、触、臭、味)の機能を大きく狂わせています。
  「便利な生活」や「身勝手な快適さ」を貪欲に追求した結果、衣・食・住を中心にした生活環境が急激に悪化してきました。また、化学繊維、農薬、着色料、添加物などによる身体の健康においても現代医学では解明できない奇病の蔓延と、さらに自然環境は地球規模で急速に悪化の一途をたどり、形状の変化や気候の激変さえも生み出しています。特に人身の荒廃は目に余るものがあり、性風俗は氾濫し、校内、家庭内暴力、新興宗教の台頭ととどまるところを知りません。自分自身の生活や身の回りの出来事を冷静に見つめたとき、「これが私たちの求めてきた快適な生活なのだろううか?」という疑問を感じるはずです。快適な生活を送るために、私たちは自然と共存する精神社会を物理的に実行することが大切です。
  “今、最も必要とされるもの、それは、個人、個人の調律です”私たち一人一人が、生活様式の枠組みを考え直し、作り替えて行かなくてはならない時代、すなわち「調律の時代」です。……この環境展もその一歩と思う次第です!

 全面協力していただいた浮間小学校の渡辺校長、区の担当、多数のボランティア、実行委員会の方々に厚く謝辞を送り、私のつぶやきを終わりにします。

環境学博士 富所貴雄記
(西ヶ原フラワーロード会 顧問)

<参加団体の紹介>

[NPO・ボランティア団体]
   北区エコリーダーの会
   北区水辺クラブ
   北区水辺の会
   北区ふるさと農家体験館運営協議会
   NPO法人東京樹木医プロジェクト
   NPO法人西ヶ原ローズページェント
   NPO法人人と動物の共生をすすめる会
   NPO法人東京都北区市民活動推進機構
   藍染工房布礼愛(ふれあい)
   西ヶ原フラワーロード会
[学  校]
   北区立岩淵小学校
   北区立浮間小学校
   北区立浮間中学校
   東京家政大学
[行  政]
   北区生活環境部リサイクル清掃課
   北区清掃事務所
   北区まちづくり部道路公園課
   北区飛鳥山博物館
   北区立自然ふれあい情報館
[企  業]
   株式会社トンボ鉛筆
   東京ガス株式会社
   アルミ缶リサイクル協会
[協賛品提供企業]
   株式会社トンボ鉛筆(鉛筆)
   東京ガス株式会社(ノート)
   アルミ缶リサイクル協会
   (貯金缶、マグネット、ボールペン)
[主  催]
   北区環境展実行委員会
[後  援]
国土交通省荒川下流河川事務所
  

 


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