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KiVoぴっくあっぷ わくわくドキドキ市民活動 (2011年2月)
    ☆「KiVo(きーぼ)」とは☆
       指定管理者として「北区NPO・ボランティアぷらざ」を運営している「NPO法人東京都北区市民活動推進機構」の愛称です

  『みにきたWeb(北区市民活動情報サイト)』登録団体を広くご紹介するページです。今月は、「アゼリア会」の代表 池田幸恵さんに団体紹介をしていただきます。

アゼリア会


◆アゼリア会とは 
member アゼリア会は、平成4年北区が開催した「北区女性大学」の修了生有志で設立された団体です。会の名称は、北区の女性行動計画の愛称アゼリアプランからつけられたものです。
  北区女性大学は「区政、あるいは身近な暮らしの場である地域社会における政策方針決定の場に参画できる女性の人材を養成し、区の審議会などにより多くの女性委員を登用すること、さらには地域社会における女性の参画を支援すること」を目的に平成14年まで毎年開講されました。
  その後、北区女性大学は平成15年から「さんかく大学」となり男性の受講生も誕生しています。



◆アゼリア会では様々な活動を行っていますmottainai1
 年1回、学習と会員交流を兼ね見学会を行っています。最近では、昨年10月7日(木)北区にゆかりのある滝乃川学園(国立市谷保)を訪問しました。滝乃川学園は、我が国初の知的障害児のための施設です。「人のために自己がある」との信念を持ち、鹿鳴館の華と称えられた前半生から一転、貧しい中で知的障害児と寝食を共にしながら社会事業に後半生を捧げた第2代学園長の石井筆子。筆子の足跡や、貴重な建物・展示物を拝見し、学芸員さんの巧みな解説で館内をめぐりました。
  また、アゼリア会では設立7年を経過した頃、ひとつの壁にぶつかりました。女性問題を学習し地域への提言を行う活動はなかなか見えにくく、年々会員の意欲もしぼみがちということです。独自のスタイルで学習成果を発表することはできないだろうかと考え出されたのが、平成12年有志により旗揚げされた「北区イザコ座」です。
  「北区イザコ座」とは、日常生活の中の身近なイザコザをテーマに寸劇で上演し、区民の方に問題提起し、問題解決に向け共に考え学ぶ事を目的にした演劇サークルです。劇団名は、日々の暮らしの中に潜むさまざまなイザコザを女性の視点で取り上げ、問題提起をしながら観てくださる方々と共にその解決を考えていく、という意味で「北区イザコ座」と命名しました。

【北区イザコ座のこれまでの活動】
(1)女性センター(現 北区男女共同参画センター)パートナーシップ事業参画
(2)北区民生委員児童委員協議会「総会後の研修会」「児童福祉部会研修会」出演   
(3)赤羽文化センター講座への出演(2006年)
(4)北とぴあ演劇祭参加(2007年、2008年)
(5)赤羽エコー広場館一周年記念イベント出演(2009年)
(6)平成21年度北区地域づくり応援団事業助成事業
(7)2010北区男女共同参画週間事業「地域デビューのススメ 今日からできる縁づくり」

【寸劇のテーマ】
mottainai2(1)愛する人を傷つけないで(家庭内に潜む暴力)
(2)北野さんちも南田さんも (家庭内での夫婦・親子・嫁姑問題)
(3)ああ、すれ違い(男女間のすれ違い)
(4)今学校で(男女平等の視点から)
(5)参加から参画へ(区政への参画推進を考える)
(6)断ち切ろう!暴力の連鎖(ドメスティックバイオレンス)      
(7)晶子もみすゞもらいてふも(時代を切り拓いた女性たち)
(8)思い立ったら適齢期(お父さんの地域デビュー)
(9)ホントにひとり?〜ふり向けばそこに〜(高齢者問題)
(10)美しい星での小さな独り言 (かけがいのない生命)
(11)もったいない(環境と共に、日々の暮らしを見つめ直す)

◆これからのアゼリア会
 昨年、北区地域振興課から「平成21年度北区地域づくり応援団協働事業」の助成を受け、「もったいない」をテーマに、田端ふれあい館、赤羽エコー広場館、桐ヶ丘やまぶき荘デイサービスの3カ所で寸劇公演を行いました。テーマが私たちの生活に身近なこともあり、共感を持って楽しくご覧いただけたように思います。その他に、これらの脚本集が区民の皆さまに広く活用され、それぞれの地域の中で上演されますことを願って、これまでの台本を一冊にまとめ保存いたしました。上演や演出、脚本集の貸し出しのご希望がございましたら、アゼリア会までご連絡下さい。
 私たちの生活に潜む男女共同参画を阻む課題解決のためには、区民も行政も、女性も男性も多くの人が手を携え共に進む事が大切です。これからのアゼリア会も、より広い視点で学習を重ねながら前進し続けたいと思っています。  

(アゼリア会 代表 池田幸恵 記)


<アゼリア会>

(1)団体立ち上げの時期・きっかけ
区の女性行動計画(アゼリアプラン)により、北区が毎年開講する北区女性大学の修了生有志で平成5年7月設立。設立当時は「アゼリア会(北区女性大学修了生の会)」としていたが、平成15年より修了生以外や男性にも入会して頂けるよう、規約の改正とともに会の名称も「アゼリア会」と変更した。

(2)活動目的
・区政や地域での政策方針決定の場への女性の参画
・男女共同参画の視点での身近な課題に関する学習
・「北区イザコ座」の寸劇を通しての問題提起

(3)活動状況
・学習会・見学会・公開講座の開催(場所は、主に男女共同参画センター スペースゆう)
・北区女性週間各事業、北区男女共同参画センターとのパートナーシップ事業参画
・北区イザコ座の活動(北とぴあ演劇祭参加、寸劇の出前講座)
・会報「アゼリアだより」発行

(4)会員数・会員構成
会員数32名(女性:50代〜80代)北区全域

(5)会の運営
定期総会・・・年1回  
運営委員会・・・原則月1回  
年会費・・・2,000円

(6)活動を通して得たもの
学習や北区イザコ座の活動を通して、自分達も身近な暮らしの中から気づくものが多い。

(7)近日中の参加可能な活動
ご連絡をいただけましたら、ご案内させて頂きます。

(8)PR
北区イザコ座では、女性のみならず、男性の役者さんも募集しています。
地域デビューを考えていらっしゃる方大歓迎です!

(9)連絡先
みにきたWeb http://minikita.kitaku.net/gnkk01/mypage/index.php?gid=G0000049

※この取材について写真を多数使用した壁新聞『ぷらざNews』をぷらざサロンコーナーに掲示しています。ぜひご覧になってください!

この団体も登録しています。
<みにきたWeb 北区市民活動情報サイト> http://minikita.kitaku.net/
ぷらざで登録を受け付けています。


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2011年1月25日更新版

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