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災害ボランティア報告

 2011年3月11日に発生した東日本大震災。発災から4ヶ月が経ち、いまなお多くの方が災害ボランティアとして現地で活動されています。
 今回は、北区から被災地へ週末ボランティアを送り続けている気仙沼復興委員会の高橋さんから「被災地ボランティアの現実」について、【ボランティアに行きたいけれど、でも実際はどうなの?と色々ご心配な方々へ】Q&A形式で、お伝えいただきます。

Q1:危険はどの程度なの?何が必要なの?kesennuma1

 

 たとえ現地が放射能汚染のない宮城・岩手の三陸沿岸だとしても、リスクはあります。活動が屋外の場合、たくさんのがれきと向き合うことになります。
  がれきには木材や金属などの建築構造物、プラスチック、腐敗した魚・糞尿などあらゆるものが含まれ、異臭を放ちハエが纏わりついています。これらの中で活動するわけですので、身を守る手段を講じなければなりません。肺を守る防塵マスク、足を守る鉄板靴底長靴、手を守る革手袋は必須とお考えください。いずれも作業着屋さんにあります。逆にそれ以上は活動の邪魔になるだけで特別用意するほどではありません。また、ボランティア保険は必ず入りましょう。

 

Q2:行って何するの?力がなくても役に立つの?

 今できることは大きく分けて2つです。一つは倒壊・浸水した個人宅の片づけ、もう一つは拾得物の洗浄です。前者は10人前後のボランティアがチームになり家主さんの手足となって逸失物の捜索や泥出しなどを行い、その後の重機による撤去や家の再利用ができるようにしてあげる活動です。後者は拾われた写真やお位牌などを洗浄する軽作業です。後日公民館などに展示され被災者の皆さんがそれらを探して持ち帰ります。
  そうです。特別鍛えた体の人が行うのがボランティアとも言えません。実際家屋の片づけには相当数の女性が参加しています。気持ちの問題です。涙を流して感謝してくださった被災者の方々をこの先忘れることはないでしょう。ボランティアは今必要とされています。
  活動できる方!ご連絡ください。私達も責任持ってお連れします。
  この夏どうぞ出かけてみてください。

 気 仙 沼 復 興 委 員 会
   代 表 高橋 正彦 (写真の左)
   電 話 03-6454-3878
   メール volunteer@kesennuma-fukkou.jp


【問合せ先】北区NPO・ボランティアぷらざ
〒114-8503 北区王子1-11-1 北とぴあ4階
TEL:03-5390-1771 FAX:03-5390-1778

 

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2011年7月27日更新版
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