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現在地:ホーム発行物過去のぷらざ通信2012年10月号>KiVoぴっくあっぷ(2012年10月)

KiVoぴっくあっぷ
  ☆「KiVo(きーぼ)」とは☆
  指定管理者として「北区NPO・ボランティアぷらざ」を運営している「NPO法人東京都北区市民活動推進機構」の愛称です。

毎年恒例「夏!体験ボランティア」は、今年で24回目を迎えました。報告とともに、受入側や参加者の想い、感想をお伝えします。

夏!体験ボランティア2012

■「夏!体験ボランティア」とは?

 「夏!体験ボランティア」(以下、「夏ボラ」)は、「ボランティア活動に興味はあるけれど、きっかけがない」「どうやって始めたらよいのだろう?」という方々に、ボランティア体験の機会や活動のきっかけを提供することを目的として、毎年夏休み期間中に実施しているプログラムです。中学生以上なら北区外の方でも参加でき、毎年多くの方がさまざまな体験をされています。

■受入先の想い

 夏ボラでは、毎年100を超える施設・団体が受入先として協力してくださっています。今年は118施設・団体が受入先となり、126もの「活動メニュー」を提供していただきました。
 受入先の方は、どのような想いでボランティアを迎えているのでしょうか?昨年に引き続き、受入担当の方から、受入れ側の想いや参加者の活動の様子、感想をお寄せいただきました。

☆★北区立桜田北保育園 大栗幸子さん★☆  「ボランティアを受け入れて」

  「ようこそ保育園のボランティアへ!!」
hoikuen  桜田北保育園では、毎年、「夏!体験ボランティア」の受け入れを行っています。保育園の子ども達と、直接触れ合う中で、子ども達のかわいさや魅力をたくさん感じる体験をしてほしいと思っています。そして、小さい子へのいとおしい気持ちや、優しい気持ちなどにつながっていくことを願っています。
  今年は、中学生・高校生の5人のボランティアの方を受け入れました。活動内容としては、各年齢のクラスに入って、子どもと遊んでもらったり、保育園で使う遊具の補修や保育の準備等をしてもらいました。ボランティアの方は、意欲的に、子どもと一緒に、汗だくになって追いかけっこしたり、ゆったりと膝に座らせて絵本を読んでくれたり…一緒に遊んでくれるお兄さん、お姉さんに子ども達は大喜びでした。そして、安心してお兄さんお姉さんに甘えていました。
  最終日に、ボランティアの方に保育園で体験した感想を聞いたところ、子どもの年齢によって言葉や行動の違いがあることに驚いたり、男性保育士がいることに気づいたりといろいろな発見があったようです。また、「まだまだボランティアを続けていたい」といううれしい感想を残してくれました。ボランティアを体験した男子中学生は、「将来教育の方に進みたい」という希望を持っていて、実際に現場にいる男性保育士から熱心に話を聞く姿もありました。こうした新鮮な感想や熱心な姿から、受け入れる私たちも、改めてこの仕事のやりがいを感じることができます。
  これからも、たくさんのボランティアの方を受け入れることによって、ボランティア活動を通して体験したことを生かし、自分自身の夢や希望に向かって進んでいってほしいと願っています。

☆★北区立子ども発達支援センターさくらんぼ園  澤登久也さん★☆

  活動された方々から「もっともっと療育について知りたいと思うようになりました。」と満面の笑みで、前向きな感想が聞かれました。
  さくらんぼ園では、ボランティアの関わり方がちょっと変わっています。というのは、就学前の発達支援を必要としている乳幼児が親子で通うという特徴があるからです。えっ!親子で通うところにボランティアがどう入ればいいの?と思われるかもしれません。当然の疑問です。でも、園の特徴から参加するボランティア活動というよりも“見て学ぶボランティア活動”という趣旨で体験してもらっています。
  今回4名の専門学校生が体験されました。将来保育士や介護福祉士を目指している方々でした。子ども一人ひとりの遊びの様子や運動の療育場面を見て学んでもらいました。「お人形の遊び方一つをとっても、その子の発達状況がわかりますよ。」と伝えますと、えっ!そうなんですか?と言う答えが返ってきました。また、運動場面では、一人ひとりに個人差があるんですねと、何気なく見ていたことに新しい発見と感動があったようでした。
  「夏!体験ボランティア」を通じて、発達支援を必要としているお子さんについて学びたい、保育士を目指しています、という学生のみなさんのご参加をお待ちしております。学校では学べない発見がありますよ!

onyaku■参加者の声

 このような受入先のもとで、今年は87名の方が活動を体験されました。参加者は体験を通してどのようなことを感じたでしょうか?アンケートで寄せられた感想をご紹介します。
  ・この体験は今後の将来のためにもなるし、やってよかったと思いました。
  ・つらいと思ったら案外たのしかった!
  ・初めて、ボランティア活動ができすごく楽しく、充実した、夏休みだったと思いました。次、2回目もボランティアをしたいと思いました。
  今年は昨年よりも参加者が少なかったのですが、参加者の方はそれぞれ自分の選んだ活動先で充実した体験をされたことがうかがえます。
  参加者説明会や申込受付を行った7月初めは、学校のテストや部活動で忙しくて参加できない…という声も聞かれましたが、北区の夏ボラは夏休み期間中は随時追加申込みを受け付けています。また、夏休み以外にできる活動もありますので、「何かしてみようかな」という方はぜひお気軽にお問合わせください!

harie(北区NPO・ボランティアぷらざ 事務局)

 

 

 

 

 


「夏!体験ボランティア2012」報告

 活 動 期 間:7月21日(土)〜8月31日(金)
 受入先説明会:5月10日(木)、11日(金)
 参加者説明会:7月1日(日) ※7月3日(火)〜追加説明会
 参加申込受付:7月7日(土)、8日(日) ※7月10日(火)〜追加申込受付
 受 入 先 数:118施設・団体
 活動メニュー数:126メニュー
 参 加 者 数:87名
    中学生  …33名
    高校生  …29名
    大学・専門学校生 …15名
    社会人  …10名

 たくさんの方のご参加、ご協力、誠にありがとうございました。次年度も、よろしくお願いいたします!!

 

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