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現在地:ホーム発行物過去のぷらざ通信2022年11月号>KiVoぴっくあっぷ(2022年11月)

KiVoぴっくあっぷ
  ☆「KiVo(きーぼ)」とは☆
  指定管理者として「北区NPO・ボランティアぷらざ」を運営している「NPO法人東京都北区市民活動推進機構」の愛称です。

今月は、9月25日(日)に実施した『国際人道法とは?』〜ウクライナ情勢にみる、“戦闘から人々を守る”ためのルール〜 講演会&ドキュメンタリー映画上映会の報告をします。

NPO・ボランティア基礎講演会

●誰もが安心して平和に生活できる日へ

 講演会では、講師の眞壁仁美さん(赤十字国際委員会(ICRC)駐日代表部広報統括官)に、国際人道法の意味やウクライナの様子など、最前線で活動されている方ならではのお話をしていただきました。映画「PIANO」上映会では、伴野智さん(アジアンドキュメンタリーズ)に、この映画の制作された背景やドキュメンタリー映画について解説いただきました。
 共催の順天中学・高等学校の皆さんからの感想や参加者アンケートをご紹介します。

    
      眞壁 仁美さん                伴野智さん

●順天高等学校2年 明石 紗友莉さん

 この企画の発端は、ある報道番組でたった一人で避難をしている少年の映像を目にしたのがきっかけでした。その映像が当時の私の中でとても衝撃的なものでした。
 本当に今起こっていることなのだろうか。なぜこの人達だけ苦しい思いをしなければならないのか。私が生きている時代にこのような悲惨が起きていることに驚いています。どんな理由があっても戦争はあってはならないです。戦っているウクライナとロシア兵にはそれぞれ大切なものがあります。多くの人を犠牲にしてまで武力で問題を解決するのではなく、時間をかけて話し合いで解決すべきだと思います。
 眞壁仁美さんから赤十字国際委員会(ICRC)がウクライナでどのような活動をしているのか具体的にお話をいただきました。国際人道法や国連・赤十字それぞれの役割についても知ることが出来ました。私は小学生の時に教科書で緒方貞子さんに出会い・憧れ、国連で働きたいという夢を持っています。講演を通して夢を実現したいという気持ちがより強いものになりました。
 この企画に協力してくださった多くの関係者の皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

 

 

 ←順天中学高等学校の皆さん

 

 

 

 

●順天高等学校2年 森田 真翔さん

 今回は順天高等学校の社会福祉部部長として参加させていただきました。
 私は、青少年赤十字の講演会でも眞壁さんの講演を聞いていたので、2度目の講演でしたが、前回気付くことができなかった新たな発見が沢山ありました。現在のウクライナの現状やICRCの理念や活動への理解が深まりました。
 映画「ウクライナの尊厳を守る闘い ピアノ」を見て、今起きている問題は、以前からいざこざがあったことがわかりました。ウクライナ国民は愛国心が強いと聞いたことがあったので、何かが起きたら団結して抵抗するのかなと思いました。今起きていることに対しての理解がとても深まって、とても良い機会となりました。
 今回は部員をはじめ順天生全員で協力して準備や後片付けに取り組み、円滑に進めることができたと思います。参加者の方がいらっしゃった際にも、それぞれの役割に沿ってすべきことをできたので、混雑等もなく受付をして席にご案内することができました。          
 またお手伝いする機会などがあったらぜひ積極的に参加したいです。

●参加者アンケート(抜粋)本文のまま

 国連と赤十字で、役割分担をし、紛争などを止めていることがわかり、驚きました。また、ウクライナ危機によって困っている人々を助けていた赤十字の皆様に感謝しています。このウクライナ危機は他人事ではなく、自分たちにも関係があり、関係がないなどと思っていてはいけないと感じました。自分にできるかぎり、世界中の困っている人を助けたいです。(10代)

 赤十字の由来が知れたこと、戦争の中にもルールがあるということが勉強になりました。赤十字マークが必ず守られるように。また“戦争の中にルールなど守るわけない”という声を向けられるということ、とても残念に思いました。戦争の仲裁役と、敵味方、立場関係なく、粛々と救助、保護活動に取り組む仕事の尊さをしみじみ感じました。(30代)

 日本にいると分かりづらいのですが戦争は何か特別な絵空事ではなくて起きてしまうと日常の隣にあるものだと、そしてそこにいる人たちは、私たちと何も変わらない“人たち”なのだと感じました。逆に言うと、私たちにできることで1つ1つ積み重ねてできることから世界を変えていくことができるそれを信じてもよいと思いました。(40代)

 ICRCの方々の活動にも危険が迫っていると思いますがその中でも志を貫く活動に敬服します。ウクライナもロシアも戦いの犠牲になった人々への支援、あくまで人道支援を貫く人々は全世界をあげて尊重され守られるべきです。ICRCへの誹謗中傷やフェイク情報は悲しさを覚えます。今の私に何ができるでしょう、やはり知ること考えることそして伝えることさらに勇気を出して動くことなのでしょうね。(60代)

 国際人道法の設立目的を初めて現場の職員の方から説明を受け、同法の守備範囲が理解出来ました。聞くにつけ、紛争地の被害者の方々への支援の難しさも実感させられました。知れば知る程、平和の大切さが必要!戦争はしてはいけない!!(70代)


★ 物品売上・寄付金の報告 ★

 当日は、ウクライナにゆかりのある物品(ひまわりのソープフラワー、ドリップコーヒー、ウクライナ産はちみつ)を販売しました。同時に寄付金も呼びかけ、70,000円が集まりました。
 売上金・寄付金は全て日本赤十字社に支援金として寄付します。

北区NPO・ボランティアぷらざでは、皆さんがボランティア活動を進めるうえで役立つ講座を開催しております。今後の講座につきましては、ぷらざ通信や北区ニュースをご覧ください。ご参加をお待ちしています。

(北区NPO・ボランティアぷらざ事務局)

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