☆「KiVo(きーぼ)」とは☆
指定管理者として「北区NPO・ボランティアぷらざ」を運営している「NPO法人東京都北区市民活動推進機構」の愛称です。
地域災害おたすけ隊 災害ボランティア活動報告
●“地域災害おたすけ隊”とは?
災害が起きてしまったときに「誰かの力になりたい」「自分にも何かできることがあれば」という思いがある中学生以上の方を対象に、「北区NPO・ボランティアぷらざ」指定管理者の「NPO法人東京都北区市民活動推進機構(以下、機構)」が実施している登録制度の名称です。
2026年2月15日時点で、10代~80代の幅広い年齢層の方が122人登録しています。登録後、「フォローアップ講座」の参加、災害関連講座の運営サポート、被災地に赴いての支援活動、国内外の災害支援情報の共有等を行っています。
●おらっちゃ七尾での活動
「令和6年能登半島地震」の影響により、今なお現地では支援が求められています。そこで「石川県七尾市で2025年12月28日(日)に活動しませんか?」と機構から地域災害おたすけ隊に呼びかけを行いました。その結果、10人より申し出があり、機構職員4人と共に支援活動に参加しました。
2024年7月末、七尾市では市の社会福祉協議会運営の災害ボランティアセンターが閉鎖、同年10月、復旧・復興にむけた支援を求める声が地域の方から寄せられ、民間災害ボランティアセンター「おらっちゃ七尾」(運営:一般社団法人sien sien west)が立ち上がり、現在も作業系支援のニーズ対応や被災された方のお宅の訪問活動を全国各地からのボランティアと共に進めています。
●活動日前日・現地視察
12月27日(土)午後3時に現地到着後、和倉温泉街を視察しました。現在休業中の老舗旅館「加賀屋」は、壁面に大きな亀裂が見られました。「ニュース等で見聞きした状況ではあったが実際目の当たりにすると、ショックを受けた」、「加賀屋に一度泊まってみたかった」等の声が参加者より寄せられました。温泉街の路面は、地震から2年経過した今も地盤隆起・沈下の跡がそのままで、復旧・復興の遅れを直視せざるを得ませんでした。

●活動日当日
前日まで続いた大寒波による荒天が一変し、活動日当日の12月28日(日)は晴天に恵まれ、「おらっちゃ七尾」に全国各地より約60人のボランティアが集合、オリエンテーション後、10件の活動先に分かれました。おたすけ隊は以下4つの活動先に分かれて活動しました。
1.仮設住宅への引っ越し前の片付け
発災から2年経ち、ようやく仮設住宅への引っ越しが決まったお宅で、主に廃棄する物の運び出しを行いました。「自身ではどうすることもできなく、困っていたところだった」とのことで、作業終了後に何度も感謝の言葉をいただきました。

2.引っ越し作業のお手伝い
公費解体が決まっている家の引っ越しに際し、元の家の片付け、トラックへの家財の積み込み・運搬、新居での積み下ろしを行いました。「ボランティアの支援がなかったら、家財の移動を諦めて廃棄せざるを得なかったと思う」、「新居で新年を迎えられるので嬉しい」、と依頼者は喜ばれていました。

3.津波被害宅の庭片付け
漁師宅の庭の片付けを行いました。廃棄すべき物品を分別した後、トラックに積み込み、仮置き場へ運搬しました。
依頼者家族も、ボランティアと共に片付け作業に参加されていました。「地震の影響で、これまであった周囲の家がなくなり、海が直接見えるようになった。この風景はまだ慣れない」という依頼者の言葉に、従来の暮らしが一変してしまう現実を突きつけられました。
4.廃棄物仮置き場の整理・荷下ろし
「おらっちゃ七尾」が借り上げている七尾市旭町にある廃棄物仮置き場で、各活動先から届いた廃棄物の荷下ろしや分別を行いました。

今回の参加者10人は、初めて災害ボランティア活動に参加する人、既に七尾市での活動経験のある人等、さまざまでしたが、皆で声を掛け合い、現地の方々との交流もしながら、活動をすることができました。今後も、地域の皆さんと共に災害に強い関係づくりを目指し、地域災害おたすけ隊の活動を継続していきたいと考えています。
●おたすけ隊に登録しませんか
災害が起こらないことが一番ですが、防災は日常生活の中で災害時に備え、できることを考え、取り組むことが重要です。ご自身の特技や体力などをおたすけ隊としてぜひ活かしてください。
登録に伴う直近の講座は、5月に開催予定です。詳細は、ぷらざホームページやぷらざ通信4月号に掲載予定です。ぜひご覧ください。皆さまのご参加、ご登録をお待ちしています。
(北区NPO・ボランティアぷらざ事務局)
