「KiVo(きーぼ)」とは
指定管理者として「北区NPO・ボランティアぷらざ」を運営している「NPO法人東京都北区市民活動推進機構」の愛称です。
「わくわくドキドキ市民活動」は、『みにきたWeb(北区市民活動情報サイト)』登録団体を広くご紹介するページです。
今月は、「渋沢栄一記念王子がん哲学外来メディカルカフェ」のメンバーの方に団体紹介をしていただきます。
渋沢栄一記念王子がん哲学外来メディカルカフェ
●渋沢栄一記念王子がん哲学外来メディカルカフェとは
「がん哲学外来」とは、病気になっても病人にならないその人らしい生き方を求めて、不安の解消できる道を一緒に探して医療の隙間を埋める活動です。また、「メディカルカフェ」とは、お茶を飲みながら落ち着いた雰囲気の中で病気の不安や悩みを共有して、お互いに寄り添える場所のことを言います。
渋沢栄一記念王子がん哲学外来メディカルカフェは、2014年9月28日に飛鳥山公園内にある渋沢史料館にてスタートしました。当日はがん哲学外来の提唱者である順天堂大学医学部教授で、一般社団法人がん哲学外来理事長の樋野興夫先生をお呼びして記念講演会を行い、渋沢史料館の井上館長に「渋沢栄一と養育院・医療」についてお話いただきました。渋沢栄一は生活が困窮して病気で悩んでいる人々の施設である東京養育院の運営に晩年まで関わりました。
私たちはその精神を学びながら、がんと診断されて病気のことを誰にも打ち明けられず悩んでいる患者さんがゆっくりと落ち着いて分かち合える場としてのメディカルカフェを渋沢栄一ゆかりの地である王子につくりたいと思い、始めました。
●「渋沢栄一記念王子がん哲学外来」1周年記念講演会&メディカルカフェ
今年の9月19日(土)の午後に北とぴあ7階の第2研修室においてがん哲学外来の創設者である樋野先生をお迎えして「渋沢栄一記念王子がん哲学外来」1周年記念講演会&メディカルカフェを行いました。
当日は32名が参加し、前半は樋野先生の「がん哲学外来~21世紀の勝海舟・新渡戸稲造とならん~」という歴史上の人物を取り上げたユニークなお話を聞き、後半は参加者全員が5~6名ごとのテーブルに分かれてお茶を飲みながらざっくばらんな分かち合いを行い、並行して樋野先生による個人面談も行いました。
最後は樋野先生と参加者全員による対話を行い和やかな雰囲気で終わることが出来ました。がん患者さんから心が落ち着けてお話が出来たと感想もいただきました。
●毎月1回、メディカルカフェを開催しています!
「渋沢栄一記念王子がん哲学外来」は毎月1回第4日曜日午後2時から2時間、北とぴあ4階の北区NPO・ボランティアぷらざ等でメディカルカフェを行っています。これからもがん患者さんをはじめご家族、医療従事者、一般の方々、すべての人々にゆっくりと落ち着いた場所で分かち合いが出来ればと思っています。ご関心のある方は是非ご参加ください。
渋沢栄一記念王子がん哲学外来メディカルカフェ 江川 守利
渋沢栄一記念王子がん哲学外来 メディカルカフェ
(1)団体立ち上げの時期・きっかけ
2014年9月28日:第1回設立記念講演会(渋沢史料館にて)にて団体立ち上げ。渋沢栄一ゆかりの地・王子でがんで悩んでいる人々がゆっくりとくつろげるメディカルカフェをつくりたいとの想いから始まった。
(2)活動目的
がん患者さんを中心に病気で悩んでいる患者さんの分かち合いの場を提供して、様々な立場の人々と共に生き方を考え行動すること。
(3)活動状況
月1回のメディカルカフェと、1年に1回の記念講演会(王子近辺)
(4)会員数
会員数:30名
構成:20代~80代 北区・足立区近辺のがん患者とその家族、患者、医療従事者、一般市民
(5)会の運営
常連スタッフにより講演会などを運営、講演会運営には準備会を設置、会費は無くカンパを募っています。
(6)活動を通して得る(得た)もの
がん患者さん自らの体験談を通して生き方を学ぶこと、様々な立場の人からの言葉による気付き。がん哲学外来創設者樋野興夫氏の言葉の処方箋、歴史上の人物の格言による気付き。
(7)近日中の参加可能な活動
11月22日(日)午後2時~4時
北区NPO・ボランティアぷらざ サロンコーナー
(8)PR
二人に一人ががんを患う時代、医療技術は進歩しても、がんと告知され一人で悩む患者は増えるばかり。そんな時にゆっくりと気持ちを落ち着けて分かち合える場であるメディカルカフェを提供しています。
(9)連絡先
03-6676-2181
http://genki365.net/gnkk01/mypage/index.php?gid=G0000212
egawa.moritoshi@topaz.plala.or.jp
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