夏!体験ボランティア2014 感想文コンクール
今年は137名の方が「夏!体験ボランティア」に参加され、様々なボランティア活動を体験されました。そこでの出会い、発見、感じたことをお伝えいただきたいと、2006年より、感想文コンクールを実施しています。今年は34通の応募の中から、審査の結果、以下の5作品が入選となりました。11月1日には、表彰式を行います。
入選作品発表
<KiVo賞> 「感謝感謝のボランティア」(S.I.さん 高校2年女性)
◆理事長賞「『夏・体験ボランティア』を終えて」(K.U.さん 中学2年男性)
◆理事長賞「『ボランティア』とは」(M.K.さん 高校2年男性)
◆感動賞 「日本語テラスの活動に参加して」(K.N.さん 中学2年女性)
◆感動賞 「みんなと一緒に調理は楽しいです」(A.O.さん 社会人女性)
※プライバシー保護のため、お名前はイニシャル表示にしてあります。
◇◆◇◆◇◆受賞作品の中からKiVo賞の作品を掲載します◇◆◇◆◇◆
KiVo賞「感謝感謝のボランティア」(S.I.さん 高校2年女性)
「また遊びに来てください。」
帰り際、彼女は私にこう言ってくれました。
私はこの夏、初めてボランティアをしました。「ボランティアってどんな感じなのだろうか。」と不安と期待を抱きながらボランティア先に向かいました。私がボランティアさせていただいたのは、小学生、中学生、高校生が集まる障がい児のデイサービスです。午前中は小・中学生と一緒に焼きそばを作りました。利用者さんと職員さんの仲がとても良く、楽しさであふれている場所だと肌で感じることができました。また職員さんは、叱るときは愛情をこめて叱っていて、学校のようだと思いました。午後は高校生と一緒にプラネタリウムを観ました。電車に乗って移動している間、利用者さんとおしゃべりをしました。私も高校生で同世代なのでおしゃべりがはずんでとても楽しかったです。
「ボランティア」というと私の中では堅苦しいイメージがありましたが、今回の体験でそれが変わりました。ボランティアはすごく楽しくて、さらに自分を磨くことができると思います。ただつっ立っているのではなく、自分に何ができるのか考え、職員さんに助言を頂きながら積極的に動く。自分を成長させてくれたボランティアに感謝したいです。
午後一緒に活動した利用者さんの女の子が帰り際、私に「また来てください」と言ってくれました。すごく嬉しかったです。初めてのことが多く、職員さんや利用者さんの負担になっているのではないかと不安に思っていましたが、彼女の一言でその不安が消えました。こんな私でも受入れてもらえたと本当に嬉しい気持ちでいっぱいになりました。彼女の一言でもっともっとボランティアをやりたいと思いました。温かく受け入れてくださった職員さんと利用者さんに感謝したいです。
(原文のまま)
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