お知らせ「夏!体験ボランティア2011 感想文コンクール 入選作品発表!!」

夏!体験ボランティア2011 感想文コンクール

 今年も162名の方が「夏!体験ボランティア」に参加され、様々なボランティア活動を体験されました。
 そこでの出会い、発見、感じたことをお伝えいただきたいと、2006年より、感想文コンクールを実施しています。
 今年は76通の応募の中、審査の結果、以下の5作品が入選となりました。11月6日には、表彰式を行います。

入選作品発表

◆ KiVo賞 「七溜デイサービス」(S.S.さん 中学3年生女性)
◆ 理事長賞「つちっこ保育園での体験学習」(J.S.さん 中学1年生女性)
◆ 理事長賞「笑顔の連鎖」(M.T.さん 中学3年生女性)
◆ 感動賞 「七溜デイサービス」(M.O.さん 高校2年生女性)
◆ 感動賞 「保育ボランティアをして」(H.K.さん 高校2年生女性)

※プライバシー保護のため、お名前はイニシャル表示にしてあります

☆…☆…☆…☆…☆…受賞作品の中からKiVo賞の作品を掲載します…☆…☆…☆…☆…☆

KiVo賞(優秀賞)「七溜デイサービス」

(S.S.さん 中学3年生女性)

  「すごく緊張しているんですけど、今日はみなさんと楽しめたらいいと思っています。よろしくお願いします。」
  私にとって二度目のボランティアの始まりはこんな感じだった。その日のボランティア内容はアロマの手浴やハンドトリートメントを通所者の方に体験してもらうというもの。私は家で母を相手に練習用のトリートメントでマッサージの練習を何回かしていて、母は、「あ~、気持よかったあ。」と言ってくれていた。でも、お年寄りの方はどう感じるのだろう、と私は少し心配していた。ところが、実際に九十歳のおばあちゃんとペアを組んでマッサージをしてあげると、おばあちゃんは、「なんだかこっちのほうが軽くなったみたい。だいぶ変わるものなのねえ。」と、マッサージをした左腕を見て言った。マッサージの最中にも「気持ちいい」と言ってくれた。私はそれを聞いてとてもうれしかったし、練習してきてよかったと思った。なにより体験をした方達が笑っている姿を見てホッとした。
  私は今回のボランティアを通してたくさんの事を学ぶことができたし、そのうちの一つとして相手の気持ちを尊重して理解しようとすることが大事だと思った。相手のことを考えていると、緊張で固まることなく笑顔で接することができたし、そのほうが自分も楽しめることに気づいた。そんなふうに「新しい自分」を見つけることができたように、ボランティアは、自分自身につながるいろいろな糸口を見つけられるチャンスだと私は思った。だからこそ、私はこれから積極的にその「チャンス」をつかんでいきたいと思う。また、そのチャンスに関わっている人達に感謝をしたいと思う。(※原文のまま)

問合せ先

北区NPO・ボランティアぷらざ
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