災害ボランティア報告 Part２
８月号に引き続き、実際に活動を体験された方から、東日本大震災被災地でのボランティア活動について報告していただきます。
今月は、北区内の中学校出身20代のメンバーが集まる「和之会」からの報告です。どんな様子なのか？ボランティアに行きたいけれど一歩踏み出せない…という方、ぜひご覧ください。
「和之会」は「話の中で輪が出来上がり、和が生まれる」をコンセプトに人との繋がり、協力、信頼、感謝を決して忘れないという想いで集まった北区立王子中学校の20代を中心としたOB・OGで発足された仲間達の会です。「和之会」では5月のゴールデンウィークに、宮城県仙台市へ炊き出しのボランティアに行かせていただきました。
全員がボランティア自体初めての体験で、何をすれば被災地の方々の為になるのかとても悩みました。度重なる話し合いの末、「若い力で被災地を盛り上げ、元気になってもらおう！」と、普通とは違う模擬店形式の炊き出しを行う事になりました。
北区内の色々な自治会や町内会の皆様からの温かいご支援のお陰で太鼓の演奏やお餅つきなど、本格的なお祭りのような炊き出しが出来ました。その結果、被災地の方々ととてもよい時間を過ごし、「ありがとう」と感動のお言葉をいただく事が出来ました。
被災地にはまだまだボランティアの手が届いてない所がたくさんあります。私たち「和之会」のような若い力を現地の方々は必要としています。この先も継続してボランティアをしていくには何が必要なのか、私たち「和之会」も考え、実行していきたいと思います。
これから「ボランティアをぜひやってみたい！」と思う方は、最初は初めての事ばかりで戸惑う事も多いかと思いますが、ぜひ躊躇をせずに一歩踏み出してみてください。一生忘れられない大切な人生の勉強が出来る事と思います。
「和之会」 鈴木 茜
問合せ先
北区NPO・ボランティアぷらざ
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