ボランティア保険の加入

保険の必要性

あまり考えたくないことですが、ボランティア活動中になんらかの事故が起こる可能性は否定できません。また、ボランティア活動中の事故では何の補償も無いどころか、ボランティア側に過失があれば損害賠償を求められたり、訴訟の対象になる場合もあります。

原則的に、ボランティア活動は届け出や許認可の必要ない個人の自主的・主体的な活動ですので、その責任も個人が負うことになります。行政機関やボランティアセンターがその責任や賠償を肩代りするというシステムもありません。ですから、活動にともなうリスク(危険性)については、活動に関わる当事者同士で、事前に確認をしておくことが必要です。

ボランティア保険と行事保険

このように、ボランティア活動中の事故については、社会的にも道義的にも活動の当事者がその責任を負わなければならないことがありますが、保険を掛けることによって、損害や賠償の一部を金銭で補償することができます。保険には、ボランティア活動者本人が加入する「ボランティア保険」と、行事などの主催者が加入する「行事保険」、「行事保険(当日参加対応型)の3種類の保険が用意されています。活動に際しては、活動の方法・内容等に応じて、いずれかの保険にご加入いただくことをお勧めします。

どちらの保険も北区NPO・ボランティアぷらざにパンフレット、申込用紙、振込用紙の一式を用意しています。パンフレットと同じ内容は有限会社東京福祉企画(東京都社会福祉協議会指定保険代理店)ホームページでもご覧いただけます)。

ボランティア保険

活動者本人に掛ける『ボランティア保険』
活動日前日までにお手続きをしていただくよう、お願いいたします。活動当日の申し込みは受付できません。

行事保険

非営利の団体が行う行事の主催者が掛ける保険です。保険料は行事種類によって幅があります。年度により保険料が変更となるプランがあります。概ね、1週間前までにお手続きをしていただくよう、お願いいたします。

行事保険(当日参加対応型)

居場所づくりやサロン、子ども食堂等の事前に参加者の確定が難しい行事に対応するために、参加した方の傷害補償、事業実施主体の賠償責任の補償を行う行事保険です。概ね、1週間前までにお手続きをしていただくよう、お願いいたします。

ボランティア保険の加入手順

1. ボランティア保険加入に必要な書類は以下の3点です。ボランティア保険加入申込書と保険料振込用紙は窓口に用意してございますので、事前にぷらざ事務局までお越し下さい。

  1. ボランティア保険加入申込票
  2. 加入者名簿(6名以上が同時に申込みをされる場合のみ)名簿の必要項目は、氏名、住所、電話番号、加入プランです。同じものを3部ご用意ください。5名以下の場合は、ボランティア保険加入申込票に直接記入してください。
  3. 振込証明書(保険料振込用紙の半券)※ATMをご利用の場合は利用明細票が必要です。

2. 保険料を金融機関で振込をしてください。

  • ボランティア保険に関しては、ゆうちょ銀行窓口およびATM、みずほ銀行窓口は手数料なし。ただし、窓口で配付している専用の振込用紙が必要です。みずほ銀行ATM、他銀行では払込手数料がかかります。
  • 行事保険に関しては払込手数料は申込者にご負担いただきます。

3. 申込書類(振込証明書と加入申込書)をぷらざ事務局へご提出ください。控えをお渡ししますので、保険期間が終了するまで必ず保管してください。

保険の詳しい問い合わせ先

その他、保険内容(対象、補償内容等)に関する、詳しいお問い合わせは下記の連絡先にお問い合わせください。

ボランティア保険、行事保険共通

引受代理店
有限会社 東京福祉企画(東京都社会福祉協議会指定保険代理店)
TEL:03-3268-0910
FAX:03-3268-8832
ホームページ:http://www.tokyo-fk.com

引受保険会社
幹事会社 三井住友海上火災保険株式会社 公務第一部 公務室
TEL:0570-000-896
FAX:03-3259-7581

掲載内容に不明点がある場合は、「北区NPO・ボランティアぷらざ」までお問い合わせください。